【上海の風景】水郷・朱家角
事前のレクチャーも予備知識もないままに連れてこられたこの場所は、後で調べてみれば上海郊外の水郷としてたいへん有名なところでした。
観光スポットとしてはかなり知られていて、それなりに観光地化もしていますが、上海市街に比べればまだのんびりとして素朴な雰囲気も残っています。
個人的なツボとしては、ここではわんこがみんな放し飼いで人懐っこいんです。黒ラブさんまでトコトコ歩いていました。
わんこに比べてにゃんこはあまり見なかったのですが、一軒だけ鍵のかかったお店の中にいるのを見かけました。
そしてもう一つ、ある骨董屋さんで20世紀初頭のオールド上海を象徴する月份牌と、20世紀後半の人民中国を象徴する毛沢東グッズとが一堂に並べられているのにも、たいそう萌えました。商売っ気の薄い店内の脱力感が、実にいい感じでした。
今にして思えば、月份牌の一枚くらい、買ってくればよかったかも…。