光州公園の広場や顕忠塔を軸にすると、光州郷校とは反対側に位置する場所には、いくつかの石碑が立っています。
この碑の主は、二人とも光州・全南に縁の深い20世紀前半の詩人です。
この詩碑の由来については、こちらのブログにありますね。
(문학기행)용아 박용철과 영랑 김윤식의 광주공원 쌍시비
ここから振り返るとすぐに、別の石碑が見えます。義兵将・沈南一の殉節碑ということですから、歴史的にはこちらもやはり20世紀初頭のこととなります。
国家報勲処のサイトに、沈南一の人物説明があります。
국가보훈처 대표 블로그 - 훈터 - 11월의 독립운동가 심남일 선생님
そして、そこから緩やかに北へ下る道を降りていくと、開けた芝地に五重の石塔が立っています。高麗前期、聖居寺という寺があったと伝えられる場所だとのことです。
(전)광주 성거사지 오층석탑(보물 제109호) - 문화재검색
こうして光州公園の周辺を歩いてみると、それだけで現代の韓国から植民地時代、朝鮮時代そして高麗の昔にまで、簡単に歴史をさかのぼることができます。
ここはそういう歴史的な都市なのだということを改めて思い起こしつつ、ここを起点に光州の街歩きを続けます。