ガンバ大阪、最終節でACL挑戦権獲得

まあ、プレーオフに回るかストレートインできるかはまだわかりません。でも、新スタジアムをアジアデビューさせるためにも、この結果はぜひとも欲しかったものです。広州恒大全北現代FCソウルあたりが来季のACL出場をすでに決めています。タイのブリーラムユナイテッドもほぼ確実に来るでしょう。

その前に、とりあえずチャンピオンシップ準決勝で浦和レッズに勝ち、サンフレッチェ広島に借りを返した上で、天皇杯を撮ることが、次の目標になりましたね。

G大阪が逆転でチャンピオンシップ出場決定…5分間で怒涛の4発大勝


逆転でチャンピオンシップ出場を決めたG大阪 [写真]=白井誠二

 2015明治安田生命J1リーグセカンドステージ最終節が22日に行われ、ガンバ大阪モンテディオ山形が対戦した。

 現在、年間順位で4位につけるG大阪は、前節のサンフレッチェ広島戦を0−2で落とし、Jリーグチャンピオンシップ(CS)出場権を争う同3位FC東京に順位を逆転されてしまった。わずかに残されたJリーグ連覇に向けて、最終節は勝利が絶対条件。さらにFC東京が引き分け以下に終わる必要がある。まずは目の前の山形に勝つことが先決だ。一方、1年でのJ2降格が決まった山形は、来季に向けて明るいシーズンの最後にしたいところだ。

 試合は序盤から山形がセットプレーでチャンスを作る。10分、エリア手前左やや距離がある位置でFKを獲得すると、宮阪政樹が直接シュートを放ったが、ここはGK東口順昭がなんとか防いだ。さらに15分、左サイドでFKを獲得すると、宮阪のクロスから林陵平がヘディングシュート。しかし、ここは惜しくも枠の右に外れてしまった。

 34分、G大阪が決定機を迎える。左サイドを突破した宇佐美貴史が低く鋭いクロスを入れると、ニアに走りこんだ倉田秋がダイレクトで合わせたが、ここはゴール左に外れてしまった。前半はこのまま0−0で終了する。

 後半立ち上がりの48分、G大阪が右CKを獲得すると、遠藤保仁が低いボールをエリア手前に入れる。宇佐美が走りこんでダイレクトシュートを狙ったが、ここは相手のブロックにあってしまった。

 55分、G大阪は倉田とオ・ジェソクを下げ、長沢駿米倉恒貴を投入した。すると61分、宇佐美が上げたクロスをGK山岸範宏が弾き、こぼれ球を大森晃太郎がシュート。これがゴール左に決まり、G大阪が先制に成功する。直後の63分、最終ラインの裏に抜けだした宇佐美がグラウンダーのクロスを入れると、大森が押し込み追加点。さらに64分、宇佐美のクロスから長沢がダイビングヘッドを決めて3点差とする。

 G大阪の猛攻は終わらない。66分、遠藤の右CKから米倉がヘディングシュート。これが決まり、G大阪が5分間で4ゴールを奪った。

 その後もG大阪が攻勢を続けたが追加点を奪うことはできず、4−0でG大阪が山形を下した。同日行われたFC東京サガン鳥栖の試合がスコアレスドローに終わったため、FC東京G大阪の年間順位が逆転し、G大阪Jリーグチャンピオンシップ出場権を獲得した。

 G大阪は28日にさいたまスタジアムで行われるJリーグチャンピオンシップ準決勝でファーストステージ王者の浦和レッズと対戦する。

【スコア】
ガンバ大阪 4−0 モンテディオ山形

【得点者】
1−0 61分 大森晃太郎ガンバ大阪
2−0 63分 大森晃太郎ガンバ大阪
3−0 64分 長沢駿ガンバ大阪
4−0 66分 米倉恒貴ガンバ大阪

http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20151122/372291.html