ああなるほど。二丁目時代から目立っていた、芸歴20年以上にもなる二人の解説を何で今さら、と思ったら、関東人向けの啓蒙記事だったんですか。
今いくよくるよやハイヒールやトゥナイトではなく、何だか妙な比較対象を持って来てるのは、そういう訳ですね。
THE MANZAIでたけし絶賛 「海原やすよ ともこ」の実力
2015年12月23日「女の漫才師で今、一番面白い」
そう言ってビートたけし(68)が絶賛したのは、女性お笑いコンビ「海原やすよ ともこ」(妹のやすよ=40、姉のともこ=43)。20日に放送された「THE MANZAI 2015プレミアマスターズ」(フジテレビ系)に登場し、「東京と大阪の違い」をネタにする鉄板ネタで爆笑をとった。たけしは「漫才しているときに女を感じない」とベタボメ。今年から復活した「M−1グランプリ」との差別化を図るために賞レースから撤退した今大会だが、特別にたけしがイチオシを選ぶ「たけし賞」に「やすとも」が選ばれた。
「やすとも」は2人とも比較的巨漢。容姿や体形をネタにする芸人が多い中、見た目をネタにした自虐的な表現をしないことから、「本格派」と呼ばれている。関西地区では冠番組も持つなど、「関西では『ハリセンボン』よりも認知度が高く、『おかずクラブ』などまったく歯が立たない」(演芸ライター)とさえいわれる。
■親子3代で漫才師
実の姉妹である2人はお笑い界のサラブレッドでもある。「やすとも」は12年に「上方漫才大賞」で優勝。「ハイヒール」以来17年ぶりとなる女性芸人の受賞と話題になったが、実は祖母が漫才コンビ「海原お浜・小浜」の小浜(91)、父が「海原かける・めぐる」のかける(67)という親子3代で漫才師という血統。しかも、3世代で「上方漫才大賞」を受賞しているのだ。なるべくしてなった、という環境で育った「やすとも」は、92年に父の紹介で「中田カウス・ボタン」のボタン(67)に弟子入り。本来なら「中田」を名乗るはずが、女流漫才の「海原」姓を継ぎ、現在に至るという。
関東在住者が「やすとも」を目にできるのは年末年始のネタ見せ番組くらい。正月に1年分の「やすとも節」をご堪能あれ。
ところで、極私的なあの番組のポイントは、そこではありません。
爆笑問題までが舞台に上がってネタを披露してるのに、そこの二人は司会の座なんかに安住しててええのんかい?
誰もツッコまなかったらしいのですが、不思議です。