これは以前にもネタにしたことのある話題ですね。
blue-black-osaka.hatenablog.com
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「やろうと思えば再来年からでもできそうなことを7年後からやろうとしてるのは何?」とか、「だったら関東学連が主管する意味ないんちゃう?」とか、いろいろ思うことはありますけど、やるのであれば反対ではありません。
ま、「検討」だとか「可能性」だとかいった段階のようですから、続報を待つとします。
箱根駅伝が全国大会へ 24年100回大会から検討
[2017年11月7日4時56分]
16年1月、第92回箱根駅伝往路でスタートの合図を待つランナー関東学生陸上競技連盟が第100回の記念大会となる2024年1月の箱根駅伝で全国化を検討していることが6日、分かった。
前年秋の予選会に一定のタイムの基準を満たせば、関東地区以外の大学も出場できる案が出ているという。本選もオープン参加でなく、正式な記録を認め、記念大会以降も同様の形式とする可能性もある。
今後の議論次第だが、正月の風物詩は全国に門戸が開かれる。
https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/201711070000003.html
箱根駅伝100回記念大会から全国化検討、その背景
[2017年11月7日8時0分 紙面から]
16年1月、第92回箱根駅伝往路でスタートするランナー
箱根駅伝の概要
大学「3大駅伝」の今季出場チームと選考方法関東学生陸上競技連盟が第100回の記念大会となる2024年1月の箱根駅伝で全国化を検討していることが6日、分かった。前年秋の予選会に一定のタイムの基準を満たせば、関東地区以外の大学も出場できる案が出ているという。本戦もオープン参加ではなく、正式な記録を認め、記念大会以降も同様の形式とする可能性もある。今後の議論次第だが、正月の風物詩は全国に門戸が開かれる。
7年後の記念大会は、全国の大学に出場チャンスが与えられる可能性が出てきた。例年、出場は関東の大学だけながら、視聴率は25%を超える正月の国民的イベント。節目に大きな転換期を迎えそうだ。
複数の関係者の話を総合すると、タイムなどある一定の基準を満たせば、前年秋に実施される予選会への出場を認めるというもの。現在、予選会には10~12人が出場し、全員20キロを走り、チーム上位10人の所要合計タイムの少ない上位10校が本戦出場権を獲得するシステムだ。今年は49チームが出場し、帝京大が制した。その舞台に立命大、福岡大など全国津々浦々の大学が参加できることになる。出場の基準となるタイムや、本戦出場枠を増やすかなど、今後具体的な方法を検討していく。
出場の形式も記録や順位も付けられないオープン参加ではなく、正式な記録が認定される案だという。そうなれば、本戦で10位以内に入り、シード権を獲得すれば、翌年も箱根路を走れることとなる。記念大会だけでなく、第101回大会以降も同様の形式が採用される可能性も高い。過酷な山登り、そして1区間ごとの距離も長い箱根駅伝は数々の逆転劇やドラマが生まれてきた。その舞台にフレッシュな顔ぶれが増えそうだ。
夏の甲子園と並び、学生スポーツ界で最大級の注目と知名度でありながら、事実上は大学の関東大会だった。それを疑問視する声もあった。節目となる大会で、関東の大学だけに限定されていた枠組みを取り払い、名実ともに日本一の大会にする狙いもあるという。昨年度も5区の山登り区間を短縮するなど時代によって変化してきたが、ついに長年、叫ばれてきた全国化の方向へかじが切られる。
https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/201711070000126.html
関大が3度、福岡大、立命大も出場/箱根駅伝の歴史
[2017年11月7日11時46分 紙面から]
55年1月、第31回箱根駅伝往路2区の保土ケ谷-戸塚間を走るランナー関東学生陸上競技連盟が第100回の記念大会となる2024年1月の箱根駅伝で全国化を検討していることが6日、分かった。
◆箱根駅伝の歴史 誕生は1920年(大9)で、東京高師(現筑波大)が優勝。マラソンの父・金栗四三らの「世界に通用するランナーを育成したい」との思いが創設につながった。関東以外の大学の出場は、戦前の28、31、32年に関大が3度。64年の第40回大会には福岡大、立命大が参戦し、04年の第80回大会は日本学連選抜の一員として京産大、岡山大などの選手も舞台に立ったが、いずれもオープン参加だった。優勝回数は中大の14がトップ。現在は青学大が3連覇中。
ちなみに、個人的には、以前に書いたこちらの案を推しています。ただ、こうなってくると、予選会など出場校決定方式などについて他の駅伝大会も含めた大きな改革が必要になってきます。
あるいは、大学4回生が最後に走る大学男子駅伝最後の大舞台として箱根駅伝を位置付けるとすれば、例えば「出雲駅伝の上位10校、全日本駅伝の上位10校が箱根駅伝に進出できる(重複分は、残る大学の中で両大会の合計成績の上位から順に選び、出場する20校を決定する)」ようにして、「グランドチャンピオン大会」化する手もありますね。もちろんその場合、シード校と予選会の制度は廃止です。