【ソウルの風景】梨花洞を歩く:漢城大学校を経由する。
梨花洞壁画マウルを登り切ったところには、かつての城郭のレプリカが長々と延びています。そこを越えた先はもう別のトンネです。その古い住宅街は再開発が予定されているみたいです。
まあそれはそれとして、大学路にそのまま戻ってもつまらないので、こっち側から漢城大入口駅を経由して次の場所に移動しようと思いついたのでした。「そう言えば、誠信女子大はキャンパスの場所も知っているし行ったこともあるけど、漢城大は入口駅こそ知ってても、キャンパス自体を見たことないな」と思いましたので。
でも、その漢城大学校への道、地図で見てる限りは近そうだったんですけど、このへんはアップダウンがかなりあって、思ったよりしんどいです。
で、高層アパートの間を抜けて到着。これが正門らしいですね。
3本の門柱には、左から順に「漢城女子中学校」「漢城大学校」「漢城女子高等学校」とあります。実際、この門を入ってすぐ左手には漢城女子中学校、右手には漢城女子高等学校の敷地が広がっています。大学自体も、1972年の創立当時は「漢城女子大学」だった上に、中学高校のほうが歴史が古いこともあって、「漢城女子高付属大学」と言われることもあったとかなかったとか。
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한성대학교 - 나무위키
今は共学の大学になってますけど、女子中・女子高に挟まれた環境なわけですね。一体化した敷地ですから、通学路もバスも一緒でしょう。正門からの坂道を降りきったところから、漢城大入口駅に向かうマウルバスが出ています。
ここのキャンパスは韓国の大学の中でもかなり狭い部類に属します。個人的にも、ここより狭い大学キャンパスはちょっと思い当たりません。しかもその中で校舎建設工事が進行中なので、歩き回るというほど歩けるスペースもありません。
そんな中で、ちょっと目を惹いたのが、大学本館の建物。우촌관(友村館)というのだそうな。
この、張り出して斜めのラインを見せている部分がなかなか個性的でいい感じです。
竣工は1988年といいますから、見た目ほど古くはないです*1。ちなみに、私の見たのは建物の裏側で、1階に見えるフロアは実は3階なのだ、と後で知りました。
http://www.hsuri.or.kr/coding/02say/album_list.asp?evt=2
この建物を正面から見るには、中門側に回らないといけなかったんですね。そっちは見ずに、マウルバスに乗って帰ってしまいましたよ。また機会があれば、そっち側も見ることにします。その頃には、元の運動場に建設中の新校舎も完成しているでしょうし。
http://www.hansung.ac.kr/web/japanese/intro_g
うーむ。漢城大にハハが通っているのかと思ったぞ一瞬。