【ソウルの風景】梨花洞を歩く:梨花洞壁画マウル

こちらの続きです。

【ソウルの風景】梨花洞を歩く:まずは梨花荘 - 大塚愛と死の哲学

梨花洞壁画マウルは、最近ではすっかり人気の観光スポットとなっていますので、ネット上にも情報や訪問記や写真はたくさん出ています。ここにたどり着くまでの道は少し迷いそうなところもありますが、着いてしまえばこっちのものです。あちこちそぞろ歩きするのにちょうどいいくらいのエリアに、「見どころ」が詰まっています。

www.seoulnavi.com
www.konest.com

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効率いい回り方など気にせずに、気の向くままに歩いた方が楽しいと思います。有名な撮影スポットはおおむねメインストリートに沿ってあるので、探すのはそんなに難しくありません。

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韓国人や日本人に中華圏からも多数の女子が押し寄せているこの壁画マウルですが、私が見たかったのはここの街並みや建物のほうです。

liumeiuru.hacca.jp

今回、私が導きとしたのは、「韓国古建築散歩」の上の記事だったのですが、そう言われてみれば確かに。

この壁画マウル、急斜面に立地している点は典型的なタルトンネのように見えて、例えば釜山の峨眉洞や甘川洞のような、戦後のどさくさで建てられた建物の特徴がそのまま残っているような場所とは、建物の趣がかなり異なっています。

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【釜山の風景】甘川文化マウル - 大塚愛と死の哲学

「戦争の爪痕」と「復興の痕跡」の違い、とでも言えばいいのでしょうかね。

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わずか数年の差なのでしょうが、その「始まり方」の違いによって、ここの生活感は釜山のあの辺とは異なります。

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そんなことを考えながら歩いていると、カップルや女子グループやがはしゃぐ中に独りでいても、寂しく思う暇もありませんでした。

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