いろいろ耳を傾けるべき言葉が並んでいると思います。
中でもこのくだりは、私自身前々から考えてきたことに触れるものでした。
ガンバ大阪とACL、Jリーグとアジアサッカーの現地点 - 大塚愛と死の哲学
ACLはどの国のリーグの存在意義も問われる場 - 大塚愛と死の哲学
ACLの中間評価:あからさまな結果論、でも結果から学ばねば - 大塚愛と死の哲学
最後に日本フットボールがよくなるためにフォルランは何が必要だと考えているのだろうか。彼は次のようなメッセージを残してくれた。
「日本には優れた選手が揃っている。Jリーグもいい。しかし問題なのはAFCチャンピオンズリーグで勝てないことだ。日本代表には海外でプレーする選手が揃い、レベルも高く、中国や韓国にも勝利している。しかしJリーグのクラブはホームでもアウェイでも勝てない。
国際試合でJリーグのチームが勝利することが、まず日本フットボールを強くする方法だろう。アジアのチームに勝てないでなぜヨーロッパや南米のクラブチームに勝利できるだろうか?
Jリーグは成長している。しかしそれを国際試合の領域に広げていかなければいけない。世界に目を移せば国際トーナメントの方が自国リーグよりもはるかに重要視されている。日本はその逆だ。ヨーロッパチャンピオンズリーグはワールドカップの次に重要な大会だ。リベルタドーレス杯は3番目に重要な大会だ。
しかしAFCチャンピオンズリーグを日本人の誰もが重要視していない。国際トーナメントにもっとモチベーションを高めるべきだ。日本のクラブチームは国を代表すると意識すべきだ。国を代表していることを意識し、誇りを感じるべきなんだ。日本に残った選手のレベルを上げ、彼らが代表のベースとなり、成長していかなければいけないだろう」
http://www.footballchannel.jp/2016/07/08/post162505/3/
ただ、今年の結果については何も言い訳できませんけど、少なくともガンバ大阪とガンバ大阪サポーターに関する限り、「ACLを重要視していない、ということは決してない」と、断言してもよいと思います。J1優勝を誰もが渇望していることは当然ながら、その前にまずACL出場権、そして真に目指すべきはその先にあるACLチャンピオンの座とクラブワールドカップ出場権です。
ACLに出場し続け、その中でアジアのクラブチャンピオンの座を常に狙える位置に居続けること。日本のサッカー界におけるガンバ大阪のレゾンデートルはそこにあるべきだと思っています。
つまり、今シーズンのセカンドステージ以降のノルマは「ACL出場権絶対確保」にあります。
異議ございますか?
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