場所的にはあまり代わり映えしないのですが。
定宿から少し移動したところで所詮は敵地です。
この街にかつてあった横浜フリューゲルスの痕跡が、今やこの「F」しかないことを思うと、涙で曇ってピントが合いません。
横浜フリューゲルスの不屈の魂を受け継ぐ2人のレジェンド! | Shooty
でもまあ現状、敵地としての緊張感は、川崎の方がちょっと上かな…。ゴメン。
気を取り直してちょっと移動。
おお、話には聞いたことのある敵地の中の都築阪急、こんなところにあったんか。
それはともかく、地下鉄センター北駅から歩行者専用の道を10分ほど歩いたところにあるのが、横浜山手女子中学・高等学校の痕跡。中央大学附属横浜中学校・高等学校です。
うーん、実際問題、これはもはや全く別もんの学校ですね。名門・中央大学が力を入れる付属校なだけのことはあります。
横浜山手女子時代よりはずいぶん広くなっていますし、人工芝の綺麗なグラウンドも見えますが、「広い」とまでは言い難い感じです。陸上トラックも確保できていません。
もっとも、こことは別のグラウンドを近隣に確保しているので、運動部も活動はできるみたいです。関大北陽方式ですね。
交通アクセス - アクセスマップ - 中央大学附属横浜中学校・高等学校
アクセス|関西大学北陽高等学校
そう言えば、高校の硬式野球部が、今年初めて神奈川大会に参加していました。これからは、「横浜山手女子」の名前が徐々に風化していくに比例して、「中大横浜」の名前を耳にすることが徐々に増えていくんでしょうね。
初出場の中大横浜、初戦で散る…一昨年に女子校から共学に
2016年7月15日0時6分 スポーツ報知◆第98回全国高校野球選手権神奈川大会 ▽1回戦 中大横浜2―6横浜平沼(14日・小田原)
3年生にとって、最初で最後の夏は涙で幕を閉じた。中大横浜は初出場ながら、ノーエラーのまま、粘り強く戦った。4点を追う9回2死。最後の打者に倒れた平良京介捕手(3年)は、「全力プレーはできました。それは、このグラウンドに残せました。野球をもっとしたかったです」と、こらえきれない涙を流した。
元々女子校だった高等部が14年、共学に変更。野球道を志した9人の男たちたちは当初、中等部の野球部の練習に参加して、白球を追った。15年春に2期生が入学。部員数は25人に増え、正式に野球部として始動した。
昨夏の大会は出場許可が間に合わず、この秋に初の公式戦に挑んだばかり。まだ公式戦での白星はない。平良は後輩たちに「1勝してほしいです。できれば夏の大会で勝ち進んでほしい」と勝利への思いを託した。