ガンバ大阪U-23とコノミヤ・スペランツァ大阪高槻
気になった2本の記事。
ガンバ大阪U-23については、育成に対する手応えがあるだろうこと、外から見ても感じられます。この取り組みはぜひ発展的に継続してもらいたいところです。
今年は行けませんでしたけど、来シーズンはU-23の試合も観に行きたいと思っています。
NHKでガンバ大阪U-23と律くんの横断幕を取り上げてもらえました!
— パパス (@gamba_yuusei) 2016年3月13日
NHKさん、どうもありがとうございますm(__)m pic.twitter.com/JmKUmpfnEp
樋口監督と言えば、2013年には横浜F・マリノスを率いてJ1で2位になったのをはじめ、数々のクラブで指揮を執ってきた経験豊富な指揮官。そんなJ1のトップレベルを知る監督でさえ、若い選手の成長力に改めて目を丸くする。
「1年経ってみて、公式戦の緊張感を持って戦うということが(20歳前後の選手にとって)すごくいい機会なんだなと思った」
なかでも、最も大きな成果を残したのは、ガンバだったのではないだろうか。
順位を見ても、3チームのなかではガンバが最上位だったわけだが、もちろん、それだけが成果ではない。ガンバU-23を率いる實好礼忠(さねよし・のりただ)監督は言う。
「真剣勝負の試合のなかで、プレーの質、例えば、ポジショニングや状況判断はすごく成長した」
實好監督は、「特に(リーグ戦での対戦が)ふた回り目に入って、(成長した部分が)よく見られた」と話していたが、そのあたりは樋口監督の見立てとも共通する。
そんなガンバの成果がよりわかりやすい形で表れたのは、先頃、アジア制覇を果たしたU-19日本代表だ。
ガンバからは、すでにトップデビューも果たし、今季J3で10ゴール(得点ランク7位)を記録したMF堂安律をはじめ、MF市丸瑞希、DF初瀬亮の3選手が選出され、10年ぶりとなるU-20W杯への出場権獲得に貢献した。
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jleague_other/2016/11/28/j3___split/index_4.php
最近4大会連続でU-20W杯出場を逃していた日本にとっては、ユース世代では久しぶりの世界大会出場。しかも、初めてのアジアU-19選手権優勝である。
1チームから3人の選出は最多。また、同様にセレッソから2人が選ばれていることも合わせ、U-23チームの新設が快挙達成の一因になったと言ってもいい。
U-19代表ではセットプレーのキッカーを任されるなど、主力のボランチとして活躍した市丸は今季、J3に21試合出場。「J3が僕を成長させてくれた。J3があったからU-19代表にも選ばれた」と、充実のシーズンを語る。
「J3があったから、いいコンディションが保てて、代表でもいいパフォーマンスが出せたし、代表があったから、J3でもモチベーションを高く保ってやれた。両方がうまくかみ合っていたと思う」
単なるBチームではなく、あくまでも育成目的のチームだとはいえ、実質”2軍”でプレーすることに、「最初は悔しい思いが一番強かった」と市丸。それでも「悩んでいても仕方がないので、J1で試合に出るためのJ3だと思って割り切ってやった」と振り返る。
「練習では(トップチームとは別に)少人数でやることもあって、正直、モチベーションが下がることもあった。でも、ノリさん(實好監督)からも『少人数でも意識を高く持ってやっていれば、うまくなれる』と言われ、しっかり気持ちを切り替えてやった」
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jleague_other/2016/11/28/j3___split/index_5.php
いっぽう、なでしこリーグ1部のコノミヤ・スペランツァ大阪高槻は、入れ替え戦の結果、2部降格が決まってしまいました。
そのこと自体は勝負ですから、受け入れる他ありません。もう一度、這い上がってくるしかないです。
https://twitter.com/j_vortis/status/790183858280947712
ちふれAS埼玉、1部昇格 コノミヤ高槻降格 丸山桂里奈ラスト戦飾れず
なでしこリーグ1部・2部入れ替え戦第2戦 ちふれAS埼玉1―0コノミヤ高槻 (11月20日 高槻総合)女子サッカーのなでしこリーグは20日、ホーム&アウェー方式の1部・2部入れ替え戦第2戦が行われ、第1戦を4―1で先勝した、ちふれAS埼玉(2部2位)がコノミヤ高槻(1部9位)を1―0で下し、2連勝で1部昇格を決めた。なでしこジャパン招集経験のあるMF薊(あざみ)理絵(27)が後半2分に決勝ゴールを決めた。
ちふれAS埼玉は降格から1年での1部復帰。コノミヤ高槻は来季、3年ぶりとなる2部での戦いとなる。
2011年女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会優勝メンバーで、今季限りで現役を引退するコノミヤ高槻のFW丸山桂里奈(33)は先発したが後半19分にベンチへ下がり、1部残留を置き土産にすることはできなかった。
[ 2016年11月20日 14:53 ]
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/11/20/kiji/K20161120013755810.html
ただ、何度も言ってますけど、ガンバ大阪は今、この大阪高槻をどうにかする気はないんですか?
blue-black-osaka.hatenablog.com
blue-black-osaka.hatenablog.com
AC長野パルセイロがなでしこ1部リーグで上位に来ていますから、まあすでにアレなんですけど、FC町田ゼルビアもなでしこに参入するみたいですよ。
FC町田ゼルビア、女子チーム発足…2025年までになでしこリーグ参入へ
FC町田ゼルビアは28日、女子チーム「FC町田ゼルビアレディース」の設立をクラブ公式HP上で発表した。
同女子チームは、16歳以上の選手20名程度がアマチュア登録でチームを構成する。指揮官には、川崎フロンターレ育成・普及コーチを務めた経験を持ち、2012年からはFC町田ゼルビアのスクールコーチを務めている村上裕子氏が就任。設立の主旨についてクラブは以下のように述べている。
「女子W杯優勝をはじめ、世界大会で活躍する日本の女子サッカー界が注目されています。私たち、FC町田ゼルビアが運営するサッカースクールには、女子の生徒も年々、増えております。しかしながら町田市においては、女子プレーヤーの夢を育む環境が、まだまだ足りない状況です。小学生時代を町田で過ごした少女たちは、市外や県外チームで続ける道を選ばざるを得ません。町田市の女子サッカーの希望となり、それに続く多くの女子プレーヤーを生み出すために、FC町田ゼルビアレディースを立ち上げます」
FC町田ゼルビアレディースは2017年シーズンより東京都5部リーグに登録し、2025年の「なでしこリーグ」参入を目標に活動していく。12月にセレクションを行い、来年4月に結団式を行った後、本格的な活動をスタートさせる予定だ。
http://www.soccer-king.jp/news/japan/nadeshiko/20161128/521198.html
セレッソなんて、すでにレディースとガールズの2チーム体制を構築してるんですよねえ…。正直、私は歯がゆいです。