とりあえず、光州に行こうと思ったんですね。
ところが、ソウル駅・龍山駅発のKTXはまたもや軒並み売り切れ。
で、行きましたよ。地下鉄3号線に乗って水西まで。水西発のSRTは、まだ席に余裕がありましたから。
うん、SRT水西駅、なかなかいいですね。コンパクトにまとまっていて、切符買ってドア一枚くぐれば、そこに出発を待つ車両がズラリと並んでいます。
地上に出るまでは車窓が楽しめませんが、この快適さ、便利さを考えればそれくらいは仕方ないでしょう。江南や城南市あたりの人は、KTX乗るためにソウル駅まで出る必要性がなくなりますね。
ちなみに、釜山方面のダイヤはちゃんと見てませんが、とりあえず湖南方面は、龍山発着と水西発着の割合が半々といった感じです。
これで光州松汀駅まで90分で行けるんですから、時代は変わりました。大田市内に入った途端にガクッと速度が落ちた湖南線の区間に、新たに高速路線を敷設したことの恩恵は絶大です。
その途中で、通過駅でしたけど、かの公州駅をチラッと見ました。いやー、あの立地は、いくら何でも酷すぎます。秘境駅とか廃駅とかのレベルですよ。
とか思ってるうちに、光州松汀駅に到着。工事中の姿は見てましたけど、完成してからは初めてです。
単純に大きいだけでなく、通路が広々として天井も高く、実に立派な拠点駅になりましたねえ。地下鉄駅もバス停も目の前ですし、市内への交通の便もポイント高いです。
ただ、そうなるとやはり気になるのが光州駅の状況。西大田駅とは違い、KTX・SRTの全列車が光州松汀駅に集められましたから。
で、行ってみました光州駅。
これは、うーん、西大田駅と比べても、寂れているというか、ずいぶんやつれてますねえ。人がいないわけではありませんが、駅構内のお店も減ってスペースが空いたままになってます。
いちおう、テコ入れ策なんでしょう、光州松汀駅との間で1日30本のシャトル運転をしてるみたいなんですけど、この運転間隔を見る限り、要は15往復ってことではないですか？1時間に1本ですもんね。
これは、1日30往復にして、運行区間も光州－木浦に設定するくらいせんとあかんのとちゃうかなあ。
光州駅前一帯も、寂れているのは前からですけど、そのままさらに順調に寂れて行ってる感じが、侘しいなあ。このあたりを拠点に光州市内を回ったことが一度ならずあるんで、愛着のあるエリアなんですけどねえ。
駅前広場の両サイドにはかつて、駅利用者相手のお店が並んでいたんですが、向かって右手はこんな状態です。
狛犬さんしかいません。
一方の左手は、辛うじてまだキムパブのチェーン店が営業してます。
よく見ると、こっちにも狛犬さんがいます。
はい、すいません。このワンコがこの記事のメインです。
たぶん、この2頭が守り神になって、光州駅を守ってくれると信じています。
