うん、これはよくわかります。同意します。
忠臣蔵が下火になった件についてはNHKラジオで解説してて、曰く「松の廊下や吉良邸など一点物の豪華なセットが必要」「ベテランを前提とした配役が必要」「テレビ局に実力がないと作れない」と纏めていて、要するにテレビ局に金とノウハウどちらもなくなったからなのね(´・ω・`)
— まこたん (@Maco_tan) December 24, 2018
今年一年、サンテレビで「大忠臣蔵」にドはまりして、週イチの楽しみにしていた身としては、実感とともに同意できます。
sun-tv.co.jp
大忠臣蔵 (1971年のテレビドラマ) - Wikipedia
大忠臣蔵 - ドラマ詳細データ - ◇テレビドラマデータベース◇
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これね、いま作ろうったって絶対無理やと思いますもん。まさに上記の理由で。
大石内蔵助の三船敏郎と千坂兵部の丹波哲郎、そして柳生の隠密・お蘭の上月晃を挟んだ三角関係を軸に(ちょっと嘘)、今となっては再現不可能な超豪華な配役陣、各回のゲストで登場する当代のスターたち、忠臣蔵としての定型や時代劇としての一線は守りつつの新解釈の展開。メチャメチャ理不尽な展開(特に女の人絡みの)にツッコミを入れつつも、毎回毎回見入ってしまってます。
なので、今の時代でも、ちゃんと脚本を練ってちゃんと演じれば、忠臣蔵は十分にウケると思います。ただ、大河ドラマですら最近はアレですからね。そのレベルまで達するものを作ることは難しいでしょう。
中途半端なものを観るくらいなら、渡哲也の堀部安兵衛や有島一郎の堀部弥兵衛を観た方がよっぽどいいわけで。
三船プロ制作の大作時代劇「大忠臣蔵」(71年・NET)で堀部安兵衛を演じていた渡さん。 pic.twitter.com/rn2mpUw4Le
— 哲五朗親分/哲ちゃん (@tecchan110) September 25, 2016
ただしかし、例年以上にサンテレビにチャンネルを合わせた一年でしたが、一言だけ文句を言っておきたい。
年末最後の放送が「第46回 いずこの空や十四日」なのは、どうにかならんかったんかい。討ち入り直前で年越してどぉすんねん。
しかもこの切れ目、吉良上野介が討ち入りを前にして急死するタイミングやし(八代目市川中車から二代目市川小太夫に交代)。ええのか悪いのかわからんわ。
まあしゃあない。とにかくあと6回、終わった後の「大忠臣蔵ロス」が今から心配や。