さすがひこにゃん!

やはり、ひこにゃんはスバラシイ。

ひこにゃん、奈良2キャラを仲立ち 「キグるミさみっと」大盛況

ひこにゃんの仲介でTシャツなどプレゼントを贈り合った奈良のゆるキャラなーむくん(左)とせんとくん彦根市・キグイるミさみっと特設ステージ)


 25日、滋賀県彦根市で開幕した「キグるミさみっと」は、全国から集まった46体のゆるキャラを見ようと、約2万5000人が主会場の夢京橋キャッスルロードなど商店街に繰り出した。予想以上の盛り上がりに、主催の「井伊直弼(なおすけ)と開国150年祭」実行委はうれしい悲鳴を上げた。

 動向が注目された平城遷都(せんと)1300年祭の「せんとくん」と南都二六会の「なーむくん」の直接対面は、「ひこにゃん」の仲立ちで両者が和やかにTシャツなどをプレゼント。3体がそろってポーズを決めると「かわいい」の歓声があがった。

 この日各地から駆けつけたゆるキャラファンは、お目当てのキャラクターと触れ合って満足した表情。愛知県安城市の公務員神谷奈津子さん(26)は「やっぱり『ひこにゃん』が一番かわいい」と言葉を弾ませ、大阪府東大阪市の西本明宏さん(65)も笑顔で「見ていると自然に笑みがこぼれてしまう。老若男女が楽しめる良いイベント」。

 地元、彦根市の城南小3年森下将吾君(9)は着ぐるみと写真を撮って歩き「どれも面白い動きだった。いい思い出になる」と喜んだ。

 1日7、8000人の来場者を予想した実行委は、46体そろい踏みが中止になったにもかかわらず、多くの人を引き寄せたゆるキャラのパワーに感服。北村昌造会長(彦根商工会議所会頭)は「想定外の想定外。内容を充実させながら、来年も『さみっと』を開催できたら」と話した。

 26日も午前10時から夢京橋キャッスルロードなどで催され、正午からは花しょうぶ通りの綱引き大会で着ぐるみが応援をする。

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