亀尾で携帯電話を充電する。

ここで言う충전(充電)というのは、充電池の充電ではなく、料金チャージのことである。

プリペイド携帯電話の料金が残額ゼロのままソウルを離れることになったのだが、関係各位に連絡をしなければならない必要上、この携帯の充電は避けて通ることはできない課題である。しかしここはソウルではなく、慶尚北道の地方都市・亀尾。さあどうしようか。


とりあえず、KTFの看板を掲げている店に入ってみる。
ここはカードフォンは扱ってないらしい。
もう少し大きめの店に入ってみる。
「先払フォンの充電?やりますよー。」
ああよかった。とりあえず20000ウォンを渡して手続きをしてもらう。
「これで大丈夫」と言うので、お礼を言って店を出た。
タクシーを捕まえようと道路に出て車道を眺めていると、後ろから呼ぶ声が聞こえる。
どうも手続きできなかったらしい。お金を返され、「買った店に行かないと」と言われる。おいおい、だからそれはソウルにあるんだって。
とりあえずタクシーで亀尾初等学校へ移動して、その周辺でも試してみる。
「隣の店でやってるよ」と言われたので行ってみると、
「カードフォン?ああ、ダメダメ」ってどないやねん。


「これは大邱まで行かないとあかんかなー」
と思っていたところ、この建物が目に飛び込んできたのである。

あれはもしや…。

紛れもなく、そこは亀尾の「KTFメンバーズプラザ」であった*1。地獄に仏とはこのことである。すぐさまここで現金充電30000ウォンを完了し、ようやく携帯電話が復活したのである。


そんなわけで結論。
2009年2月現在、KTFのプリペイド携帯電話の充電(料金追加)については、基本的には街中の代理店では不可であり、メンバーズプラザでしかできない。メンバーズプラザの場所については、下記のサイトを参照して確認しておくことをお勧めする(特に地方の場合は)。

http://www.ktfmembers.com/GuiKtfPlazaInfo.action

例えば、ソウルであれば10ヶ所にあるらしい(江邊のテクノマートにも入っている)。

*1:慶尚北道には実は、大邱に3ヶ所、安東・浦項そして亀尾に各1ヶ所の計6ヶ所しかない。