【高校野球】2日連続のノーゲーム

今朝、今日のこの天気予報と天気とで試合をやってたということにビックリした。
案の定と言うべきか、けっきょくまたもやノーゲーム。確かに大会日程が押す関係上、できるだけ試合は消化しておきたいところではある。けれどもさすがに無理があったのではなかろうか。悪条件の中、2日でほとんど1試合分を戦いながら、試合的にはまだ何もやってないのと同じ状態なわけだ。
大会本部ももう少し何とかならんかったのかと思う。

前代未聞 高校野球2日連続ノーゲーム

 第91回全国高校野球選手権大会第2日は10日、甲子園球場で降雨順延された1回戦4試合を予定していたが、9日に降雨ノーゲームとなった第1試合の如水館(広島)―高知(高知)は五回表途中、雨のため再びノーゲームとなり、全試合が11日に順延となった。

 2日連続ノーゲームは大会史上初めて。全試合が2日続けて順延されるのは34年ぶり。23日に予定されていた決勝は24日に行う。

 試合は如水館が2―3の四回に2死から4安打を集めて4点を奪い逆転。高知も五回、西岡の2点本塁打で1点差と迫った。しかし、続く木下が四球を選んで1死一塁とした後、午前9時40分から中断し、30分待っても再開のめどが立たなかった。如水館は9日も三回終了時に2―0でリードしながら、ノーゲームとなっていた。

 11日は如水館―高知を第4試合に回し、第1試合が常葉学園橘(静岡)―旭川大高(北北海道)、第2試合は長野日大(長野)―作新学院(栃木)、第3試合は天理(奈良)―南砺総合高福野(富山)を行う。

http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20090810018.html

聖地の雨兄弟?如水館・有山が兄に続き…

 「高校野球1回戦、如水館-高知」(9日)

 第1試合の如水館-高知は三回裏終了で降雨ノーゲームとなった。選手権大会のノーゲームは08年の大阪桐蔭-日田林工以来、史上12度目。2年連続は史上初。如水館の主将・有山卓内野手(3年)は、昨夏Vの大阪桐蔭で兄・裕太(現奈良産大1年)が雨天降雨ノーゲームを経験。史上初めて、兄弟で2年続けて降雨ノーゲームを経験した。

  ◇  ◇

 三回裏、ノーゲームの瞬間、一塁側の如水館ベンチは異様に盛り上がっていた。2点リードで終わり、ヘコんでもおかしくないのに…。「ノーゲームになって、“兄弟そろって、何なんだ?”とみんなに言われました」。有山卓主将(3年)は思わず苦笑いした。

 試合開始前から雨が降り続いた。それでも集中力を切らすことなく、初回、二回に1点ずつ得点した。その矢先だった。30分の中断後に、桑原球審から「ノーゲーム」の宣告があった。

 兄・裕太(現奈良産大)は昨夏の大阪桐蔭の正捕手として優勝に貢献した。そんな兄も昨年8月6日の日田林工戦でノーゲームを経験した。二回に放った左越えの一発は幻となった。

 「如水館の寮でテレビで見ていた。ホームランを打ったけど、しょうがないと思っていた」と有山は振り返る。まさか兄弟で同じ経験をするとは夢にも思わなかった。

 中断に入っても如水館ベンチはリラックスムードだった。迫田監督の命令で主将を務めたことがある白石が尾崎豊の「I LOVE YOU」を熱唱して爆笑を誘った。2点リードして終わったことで“もったいない”という感覚はない。「ノーゲームになって、切り替えてやってやるという気持ちです」。兄に引き続いて甲子園での優勝を目標とする有山はどこまでも前向きだ。

http://www.daily.co.jp/hsbaseball/2009/08/10/0002217449.shtml