ガンバ大阪、今季3度目の正直で川崎撃破

来季のACLに向けて、上位との直接対決を制したことの意味は小さくない。
鹿島の予想外の大失速もあることだし。
まあ、まだまだまだまだですが。

遠藤2発!G大阪、川崎との上位対決制す
2009.9.26 20:37

前半、先制ゴールを決め喜ぶG大阪・遠藤

 J1第27節第1日(26日、G大阪2−1川崎、万博記念競技場)1−1の後半30分、G大阪の遠藤がFKをゴール左上に鮮やかに突き刺した。これが決勝点。「壁とGKの位置を見て、この辺を狙えばなとイメージしながらけった」とヒーローはほおを緩めた。

 右太ももを痛め、今週は別メニュー調整が続いていた。本調子ではなかったはずだが、前半16分の先制点に続く2得点。しかも自らが倒されて得た好機だった。「FKは練習すればするほどうまくなるものだけど、入る時は入る。それがたまたまきょうだった」と人を食ったようなコメントがこの男らしい。

 川崎にはアジア・チャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦で敗れて連覇の道を断たれ、敵地でのリーグ戦でも遠藤がPKを止められて0−1で負けていた。

 劣勢だった後半も無失点で耐え、雪辱を大事な上位対決で果たすことができた。敗れた首位の鹿島との勝ち点差も縮まった。「上位をたたけたのは大きい。勝ち点6の価値がある」と西野監督。守備の要の山口は「要所を締められた。これを次につなげることが大事」と自らに言い聞かせるように話した。

http://www.sanspo.com/soccer/news/090926/sca0909262037014-n1.htm