例えば、S.E.SからBoAへの流れというのは、韓国でヒットを飛ばした女性歌手が、同じ曲を日本語で歌って日本デビューする、といった流れでした。BIGBANGも基本的にその流れを踏まえています。
ところがKARAの場合、そういうことではなく、韓国語で歌っていたグループが、そのまま日本で注目されて、その後押しを受けてのデビューという形になっています*1。
英語で歌う歌手であれば、英語のままで聞いてすぐに意味がわからなくても、日本でも韓国でもとりあえずは受け入れられます。日本の音楽は、特に韓国を意識しなくても、韓国で売れるものは日本語のままでも売れています。でもそれらの関係の逆の流れは、今まででは考えられませんでした。
もしかしたらKARAは、そういう今までの常識を覆すかもしれない。
そんなことを考えたりしています。
2010/02/26 12:36 KST
<インタビュー>女性グループKARA、ことしは韓日で活動
【ソウル26日聯合ニュース】2007年にデビューしながら、注目を浴びることがなかった女性5人組グループKARA(カラ)。ところが昨年に相次ぎヒット曲を出し、メンバーのク・ハラ、ニコル、パク・ギュリがテレビのバラエティ番組で活躍。ガールズ・グループのブームをリードしている。
KARA=(聯合ニュース)先ごろリリースしたミニアルバムのタイトル曲「ルパン」は、直後からインターネット上のヒットチャートで1位となり、ミュージックビデオの初公開時は、2時間で9万件のアクセスを記録した。
リーダーのパク・ギュリは「大衆の間にKARAへの期待感が生まれた結果」と話す。昨年は多くの芸能人に曲をパロディされたことで、人気を実感した。今回のようにテレビ番組で歌う前からチャート1位になるのは初めてだと喜ぶ。
グループが上昇気流に乗ったのは、結成時メンバーのキム・ソンヒが脱退し、ク・ハラとカン・ジヨンを迎え、2008年に2枚目のミニアルバム「プリティ・ガール」を出してからだと、メンバーたちは口をそろえる。
「メンバー交代で注目されたうえ、以前とは違うキュートでエネルギッシュな曲とダンスを披露したことで好評を得ました。続けて昨年もさまざまなスタイルの音楽にチャレンジし、わたしたちはどんどん強くなりました」(ハン・スンヨン)。
ニューアルバムの印象はもっと強烈だ。アルバムタイトルでありタイトル曲の「ルパン」は、フランスの推理小説シリーズ、アルセーヌ・ルパンのこと。ところが、カン・ジヨンとニコルは、アルバム制作に入るまでルパンのことをよく知らなかったと笑う。
また、黒い衣装に堂々とした表情のジャケット写真のせいか、KARAは今回セクシーイメージで勝負すると誤解されているという。パク・ギュリは「秘密を抱えているような、影があって神秘的な印象を狙った」と説明した。
ミニアルバムは5曲収録。明るく軽快な曲がメインだが、歌唱力をアピールするためバラード曲も入れた。
先ごろ東京でショーケースを開催し、日本のメディアの関心を集めた。「思った以上に反応が良く、驚いた」というメンバーら。ファンの年齢層もさまざまで、「制服姿の学生から、おじいさんもいました」。ことしは韓国と日本で活動を展開する計画だ。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/Interview/2010/02/26/4000000000AJP20100226001300882.HTML
記事入力 : 2010/02/27 13:11:09
KARAが新曲披露、「女ルパン」に変身!
アイドルグループKARAが怪盗ルパンになりきって新曲を披露した。KARAは26日、KBS新館公開ホール(ソウル・汝矣島)から生放送された『ミュージックバンク』(KBS第2)で、地上波では初めてミニ3rdアルバムのリード曲「ルパン」と「アンブレラ」の2曲を歌った。
「ルパン」はセクシーで神秘的に、「アンブレラ」はさわやかで元気に歌い、まったく違ったムードのドラマチックなステージパフォーマンスでファンを魅了。
放送後には「『アンブレラ』のステージはキュートだったが、『ルパン』は目を離せないくらいカッコよかった」などの意見が寄せられた。
KARAは「今回の歌は怪盗ルパンをイメージしているだけに、皆さんのハートを盗みたい」と新曲のプロモーションに自信を見せている。
パク・ミエ記者
*1:これだけ「Pretty Girl」に衝撃を受けた人が多いとは正直、私も思いませんでした。