【光州の風景】朝鮮大学校

ここで言う「朝鮮大学校」は、東京にある朝鮮大学校と同名ではあるが、両者の間には何の関係もない。光州広域市において、国立の全南大学校に対する私学の雄として位置づけられる。

この朝鮮大学校への留学記がこちらのブログにあるので、興味のある方はどうぞ。

近藤のワセヨビOG日記

場所としては旧道庁の近く。そこから東に少し行ったところにある。

この朝鮮大学校のキャンパスで何と言っても目立つのが、いちばん山際に長く連なる白い三角屋根。

実際はこの写真の2倍の幅があるこの長大な建物には、大学本部や人文系の学部などが入っている。

でもって、1980年の「5.18」では全南大学校と並んで学生の抗議運動の中心となったこの大学は、「民主」を大学アイデンティティのキーワードの一つと位置づけている。

そうしたことの具体的内容については、キャンパスの一角にある「朝鮮大学校 民主公園」にある記念碑群などに見てとることができる。

ここに建てられているこの記念碑自体は、今年2010年1月8日に竣工したものであるとのこと。

ちなみに、この「1月8日」という日は、朝鮮大学校にとって特別な意味を持つらしい。詳しくは下記参照。

1987년 5월 1일 군부독재타도를 목표로 한 민주화운동과 맞물려 조선대학교에서는 학원민주화와 박철웅 총장 타도투쟁이 본격화됐다. 학원민주화운동은 학생과 교수는 물론 동문과 학부모, 지역사회의 호응 아래 치열하게 전개되었으며 1988년 1월 8일 공권력이 투입되면서 113일의 장기농성이 막을 내렸다. 1988년 2월 4일 박철웅 총장 중심의 이사진 해임과 관선이사의 선임으로 조선대학교는 설립동지회에 의한 민립대학으로서 정체성을 회복하고 민족자주교육과 인간중심교육을 실현하는 민족대학으로 우뚝 서게 된다.
이처럼 1·8항쟁은 조선대학교 61년의 역사에서 하나의 분수령을 이루는 사건으로 ‘호남인의 민립대학’이자 ‘한국의 민족대학’인 조선대학교의 정통성을 확립하는데 기여한 대학민주화 운동으로 평가되고 있다. 1·8항쟁 19주기를 맞아 조선대학교는 1월 8일을 학교 공식 기념일로 제정 선포하고 성대한 기념식을 갖는다.

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