「水原の高原」韓国内で一気に認知度上昇

Kリーグでもっとも注目されるカードである水原三星FCソウル戦で高原が決めた2ゴールは、やはり鮮烈な印象を人々に与えたようです。

韓国での注目度が格段に上昇しているのが、こうした記事からも見てとれます。

다카하라-김은중, 19R 베스트 11 투톱 선정
입력 : 2010.08.30 17:34

[OSEN=전성민 기자] 서울전에서 수원 삼성의 승리를 이끈 골을 넣은 다카하라 나오히로(31)와 K리그 통산 10번째로 '40-40' 클럽에 가입한 김은중(31, 제주 유나이티드)이 K리그 19라운드 베스트 11 투톱에 꼽혔다.

한국프로축구연맹은 30일 기술위원회를 열어 K리그 19라운드 베스트 11과 최고의 팀, 최고의 경기를 선정했다.

다카하라는 환상적인 K리그 데뷔골과 쐐기골로 라이벌전 승리를 견인한 점을 높게 평가 받았고 제주의 베테랑 공격수 김은중은 대전과 원정경기에서 후반전 역전 결승골과 쐐기골을 연달아 도와 팀의 3-1 승리를 견인하며 베스트 11에 이름을 올렸다.

미드필더 부문에는 29일 전남과 홈경기에서 3골 1도움으로 5-3 승리를 이끈 한상운(부산)을 비롯해 이현호(제주), 김정우(광주), 이상호(수원) 등이 선정됐다.

수비수 부문에서는 김형일(포항)이 3라운드 연속으로 뽑혔고 홍철(성남), 김봉겸(강원), 오범석(울산) 등도 이름을 올렸다.

베스트 골키퍼는 18라운드에 이어 2주 연속 정성룡(성남)에게 돌아갔다.

베스트 팀에는 대전을 물리치고 정규리그 1위로 복귀한 제주가 선정됐으며 수원월드컵경기장 역대 최다 관중(4만2천377명) 앞에서 6골을 터트리며 멋진 경기를 펼친 서울과 수원의 경기가 베스트 매치로 선정됐다.

http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2010/08/30/2010083001727.html

記事入力 : 2010/08/30 11:03:07
サッカー:Kリーグで復活した高原の人生(上)

 近くて遠い国、日本からやって来た高原直泰(水原)=31=は、かつて日本サッカー界最高のFWだった。

 22歳でボカ・ジュニアーズに移籍し、日本人として初めてアルゼンチンリーグに進出した。その後はドイツ・ブンデスリーガハンブルク、フランクフルトで5シーズンを過ごした。ハンブルク(2003−06)では115試合に出場し16得点、フランクフルト(06−08)では49試合で18得点という成績を残した。

 国際Aマッチでも、57試合に出場し23得点をマークしている。アジアカップには2回(2000年と07年)出場し、ワールドカップ(W杯)にも1回出場(06年ドイツ大会)した。しかし、苦い経験もある。エコノミー症候群で02年のW杯出場を逃したのだ。

 そして高原に、再び試練が訪れた。08年に日本に復帰し、Jリーグで最高の人気を誇る浦和レッズに移籍した。浦和では08年と昨年の2シーズンにレギュラーとして75試合に出場したが、ドイツ出身のフィンケ監督と摩擦が生じ、今年はレギュラー入りを逃した。1軍の練習にも参加できず、状況は悪化する一方だった。

 この状況から抜け出すには移籍しかなかった。しかし、移籍料が2億円にもなるため、移籍話は簡単には進まなかった。唯一の代案として残ったのはレンタル移籍だったが、これにKリーグのFCソウルと水原サムスンの名門2チームが目をつけた。ソウルへの移籍の話が先にマスコミで報じられたものの、話は一向に進まなかった。こうした状況の中、高原は水原でプレーすることを選択した。水原はアジア・チャンピオンズリーグACL)にも出場し、浦和とも姉妹チームとして関係を結んでいたからだ。1億3000万円という高額な年俸は当然ネックになったが、浦和と水原が少しずつ譲歩し、高原も年俸減を受け入れ、第3のサッカー人生をKリーグでスタートすることになった。

http://www.chosunonline.com/news/20100830000034

記事入力 : 2010/08/30 11:03:23
サッカー:Kリーグで復活した高原の人生(下)

 これは結果的に、ソウルにとっては悪材料となったが、水原にとっては成功だった。高原は28日に水原ワールドカップ競技場で行われたソナタKリーグ第19節のソウル戦に出場し、決勝点ととどめのゴールを決め、チームを4−2で勝利に導いた。

 Kリーグ進出から4試合目で初ゴールを決めたが、相手がソウルだったことで、その意味合いは大きかった。華麗な復活ゴールで高原はこの日、ビッグバード(水原競技場の愛称)で最も注目される選手となった。試合後のインタビューで、高原は「大切な試合でゴールを決めることができ、チームの勝利に貢献できたことはとてもうれしい。ソウルとの試合はKリーグでも最高のライバル戦と聞いていたため、何としても勝ちたかった」と語った。ソウルとの関係については、「ほぼ同時期にソウルからも移籍の話があった。しかし、特別な感情はない。大きな試合で勝つことができ、ただうれしいだけだ」と率直な感想を述べた。また「日本代表に関しては特に意識せず、所属チームで自分らしいプレーを見せたい」と話した。

 水原は前半2−0とリードしたが、後半は一時同点に追いつかれた。しかし最終的に高原の連続ゴールによって、ホームで貴重な勝利を手にした。さらに、この試合で水原は、ホームでの最多観客動員数も記録した。時折、雨が降ったにもかかわらず、4万2377人の観客が来場し、8年前の釜山戦で記録した4万2280人を上回った。なお、この試合ではソウルのネロ・ヴィンガダ監督が審判の判定に抗議し、後半40分に退場処分となった。

 済州はアウェーで大田を3−1で破り、20日ぶりにリーグ首位に返り咲いた。

キム・ソンウォン記者

http://www.chosunonline.com/news/20100830000035