それはいい質問ですね。

「衝撃」とまでは思いませんが、なかなかいいところを突いた記事です。相変わらず『夕刊フジ』は、この手の話に強いですね。

少女時代は邦楽だった!KARAは洋楽も 衝撃のワケ
2011.01.08


少女時代


韓国のアイドルグループ「KARA(カラ)」のメンバー。左からジヨン、ニコル、ギュリ、スンヨン、ハラ 

 日本進出に成功したK−POPのガールズグループ「少女時代」と「KARA」が、CDや配信売り上げデータを元にした第25回日本ゴールドディスク大賞日本レコード協会主催)で、新人賞にあたる「ニューアーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。ところが、少女時代は邦楽部門、KARAは洋楽部門のトップ−という扱い。アレレ? どちらも韓国出身なのに、いったいなぜ?

 ゴールドディスク大賞は、最近でこそテレビ中継がないことから一般の知名度は低いが、売り上げに基づいた音楽賞として業界内では信頼度が高い。昨年の元日から10月31日までにセールスされたCD、音楽配信など「レコード」の正味売り上げ数字(総出荷数から返品数を差し引いた枚数)を基準に公認会計士が立ち会い厳正に選ばれた。

 9人組の美脚アイドル「少女時代」は、昨年9月に「GENIE」で日本デビュー。約11万枚を売り上げた。2枚目のシングル「Gee」も発売1週目で6万枚以上と絶好調でオリコン1位となり、昨年12月には日本レコード大賞新人賞も受賞している。

 一方、“尻振りダンス”で人気を得た5人組の「KARA」は、ベストアルバム「KARA BEST 2007−2010」が発売1週目で5万枚超えと破竹の勢い。「ミスター」に続くシングル「ジャンピン」は約8万5000枚を売り上げている。

 邦楽と洋楽に分けて表彰した事情を関係者が明かす。

 「少女時代のシングルは韓国で作った曲に改めて日本語歌詞で吹き込みなおして“日本のCDとして”制作した。一方、KARAも同様に日本語歌詞のシングルが売れまくったが、加えて、先行して韓国で売れたヒット曲を集めた“韓国の原盤”を基にしたベスト盤がよく売れた。このため、少女時代が邦楽、KARAは洋楽となったようだ」

 棲み分けができたことで、ホッとしているのは双方のスタッフ。なぜなのか。韓流ライターが明かす。「少女時代とKARAは日本では同じレコードメーカーの扱いですが、所属事務所はライバル関係。メンツを重んじる国民性もあり“同じ土俵”で1位、2位を決めつけられるのを嫌うのです。どちらも1位で安堵しているはずですよ」

 ちなみに大賞にあたる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の邦楽は嵐、洋楽はレディー・ガガが受賞した。

http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20110108/enn1101081523003-n1.htm

まあでも、そうは言うものの、韓国でのステイタスでは少女時代のほうが上なのは確実ですから、そこまで微妙なライバル関係ではなかったような気がします。ただ、「そのへんは置いとくとして、日本市場ではまた別」というつばぜり合いが、もしかしたらあるのかも知れません。

GENIE(DVD付)

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KARA BEST 2007-2010

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  • アーティスト: KARA,Han Sang Won,Lee Dong Su,HAN JAE HO,Song Su Yun,Lee Ju Hyeong,Kim Seung Su,Kim Bo A,Kim Gi Hyeong,An Jun Seong
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ともあれ、次に楽しみなのはこちらのドラマです。

KARA:2カ国語の演技「楽しかった」 公開生放送で初主演ドラマ「URAKARA」をPR


「MADE IN BSJAPAN」の公開生放送にゲスト出演した「KARA」の(左から)ジヨンさん、ニコルさん、ギュリさん、スンヨンさん、ハラさん

 韓国の5人組ガールズグループ「KARA(カラ)」が7日、東京都港区のテレビ東京で行われた情報バラエティー番組「MADE IN BSJAPAN」(BS-JAPAN)の公開生放送にゲスト出演。14日からスタートする初主演ドラマ「URAKARA」(テレビ東京系)について、リーダーのギュリさんは「韓国語と日本語をふたつ使って演技するのが楽しかった。普段見られない新しい『KARA』が見られるドラマです!」とPRした。

 「MADE IN BSJAPAN」は、K-POPをはじめ、アジアのさまざまなエンターテインメント情報を扱うバラエティー番組。この日は「KARA kara お年玉スペシャル!」と題して、「KARA」の5人をゲストに、トークやゲームを展開。5人は日本での2枚目のシングル曲「ジャンピン」のダンスも披露し、その後、ドラマの収録も行った。ゲスト出演についての告知は番組のツイッターとファンクラブへの呼びかけのみだったが、寒風吹きすさぶ中、5人の姿を一目見ようとスタジオ外にはファン約300人が駆けつけた。

 「KARA」は、07年3月に韓国でデビュー。リーダーのギュリさん、スンヨンさん、ハラさん、ニコルさん、ジヨンさんの5人組。昨年8月に日本でのデビューシングル「ミスター」、同11月には「ジャンピン」を発売し、両曲のほかベストアルバムやブルーレイディスクなどが売り上げランキング上位に食い込むなど、K-POPブームを象徴する人気グループとなっている。

 14日からスタートする「URAKARA」は、5人があの手この手で男のハートを撃ち抜く“惚(ほ)れさせ屋”を目指し、さまざまな恋愛ミッションに挑戦するというラブコメディー。5人にとって日韓通じて初のドラマ主演で、韓国のアイドルグループが日本の連続ドラマに主演するのも初という。テレビ東京が独自に日韓両国で撮影し、同局の深夜ドラマ枠「ドラマ24」で毎週金曜日深夜0時12分から放送する。全12回の予定。(毎日新聞デジタル)

http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20110107mog00m200047000c.html