韓国ではどちらかというとパクチャンホとイスンヨプが集まったオリックスをはじめとした日本プロ野球の方にみんなの関心が向いていますが、ACLもある以上、個人的にはKリーグの動向が気になっています。
水原とソウルはなかなか力の入った補強をしているようですね。代表級が多数加入した尚州尚武とともに、その戦力には注目です。
記事入力 : 2011/02/17 08:24:47
Kリーグ:大物が続々移籍、勢力図どう変わる?ソウルは外国人軍団に変身
尚武、新戦力加入で戦力大幅アップ「あれ、あの選手がこのチームに?」。今シーズンのKリーグでは、ファンからこんな声がたくさん聞こえてきそうだ。今冬の移籍市場でスター選手の移籍が非常に多かったからだ。今年から新チームの光州が加わるKリーグは、16球団体制で3月5日に開幕する。
移籍市場で活発に動いたのは水原だ。主力選手の6−7割が入れ替わった。中でも、慶南からイ・ヨンレを獲得したのは大きい。昨年12月に契約書に判を押すまでは、国際Aマッチの経験のないただの若手MFだったが、アジア・カップで国家代表の主軸へと成長した。水原の関係者は「ユン・ソンヒョ監督はイ・ヨンレを見るたびに上機嫌になる」と話す。
昨年まで城南でプレーしていた崔成国(チェ・ソングク)は、水原移籍と同時に主将を任された。ユン監督の「主将になりたいやつは手を挙げろ」との言葉に、ただ1人手を挙げたという。明るく快活な性格で、チームのムードメーカーとなっている。水原は代表GK鄭成竜(チョン・ソンリョン)、「慟哭の壁」と呼ばれたマト(クロアチア)の加入で、鉄壁のDF陣が完成した。
水原のライバルとなるソウルは、「F4」こと外国人4人で対抗する。昨シーズン城南で12ゴール8アシストを記録したFWモリーナ(コロンビア)が加入したほか、昨シーズン後半にウズベキスタンのブニョドコルからレンタル移籍し、7アシストを挙げたジェパロフが、完全移籍に合意。昨シーズンの得点ランキングで2位となったデヤン(モンテネグロ)、チャンピオン戦で最優秀選手(MVP)に輝いたアディ(ブラジル)とともに、最強の外国人軍団を成す。
蔚山も戦力を補強した。浦項を離れたソル・ギヒョンが16日、蔚山への移籍を発表。郭泰輝(クァク・テフィ)、姜敏寿(カン・ミンス)、宋鐘国(ソン・ジョングク)ら代表クラスの守備ラインを完成させたことも、今冬の大きな収穫だ。
独特のスカウトで目を引くチームもある。江原の外国人選手はいずれも東欧出身だ。今シーズンは、クロアチアで年代別の各代表を経験したデリッチと、ボスニア・ヘルツェゴビナ現代表のザクミッチが加入。2009年からプレーしているラピッチ(クロアチア)は、今年も守備の要となる。
浦項はガーナ代表のアサモアに期待する。アサモアは、06年からKリーグでプレーするシュバとFW陣を構成する。
新生チームの光州は、選手31人のうち25人が初めてKリーグでプレーする新人だ。日本のJ2チームに所属した朴基棟(パク・キドン)、金東燮(キム・ドンソプ)が新人王を狙っている。今シーズンから本拠地を尚州市に移した尚武は、崔孝鎮(チェ・ヒョジン)、MF金致佑(キム・チウ)、金致坤(キム・チゴン)、イ・ジョンミンら国家代表クラスの選手を獲得し、戦力が大幅にアップした。
チャン・ミンソク記者
まあ、ガンバ大阪はと言えば、怪我人続出でそれどころではありません。何でこう、毎度毎度出だしからつまづくかなあ…。