通天閣・新世界のKARA

昨日の「火曜サプライズ」で、KARAの通天閣・新世界ロケが流れていましたね。

スタジオも東京も飛び出したロケで、KARAのバラエティー力がフルに発揮されているのも素晴らしいと思いますが、このロケの何がすごいって、「日本語の壁を乗り越えた先に、KARAはすでにたどりついている」ってところです。

これまでにも、最近ではMJのKARAスペシャルで「Pretty Girl」を歌ったり、「めちゃイケ」でデュークエイセスが韓国語で歌ったり、「STEP」がずっとBGMで流れたり、COWCOWの韓国語ネタが流れたり、ということはあったんですが、この場面はもう、決定的でした。





ここまでディープ大阪のロケを通訳を通さずにこなしていたスンヨンが、微妙な味の表現を日本語で思いつかなくて韓国語で語りだしたこのシーン。このシーンに至るまでの流れを見てくれば、スンヨンの韓国語に文句をつける筋合いはどこにもないでしょう。

「日本での活動を日本語ですること」あるいは「日本の芸能界に(過剰に)適応すること」の是非を云々する以前に、「これだけ日本語で話しているKARAが、日本でいちばん韓国語で喋っているという」事実*1を、SMエンタテイメント的なマーケティング理論はどのように組み込んでいくでしょうか。

*1:もちろん超新星も日本で頑張っていることはわかっています。