蔚山大学校・文殊サッカー競技場ときて、3件目の寄り道です。
文殊サッカー競技場の南側に回ると、駐車場と運動広場、そして室内プールと貯水池が見えてきます。
この室内プールと貯水池の間を抜けて歩いていくと、道路を超えた先に、ロッテジャイアンツの第2球場となっている文殊野球場が見えてきます。
この球場のことは、過去にも記事で取り上げていました。
正面はガラス張りでシンプルな形状になっています。「ロッテジャイアンツ第2球場」という文字も見えます。
チケット売り場にも、デフォルトでロッテジャイアンツのロゴが入っています。
残念ながら、球場内立ち入り見学は不可でした。それでも外から覗ける限りは覗きを試みます。
レフト側がダメなら、ライト側もダメに決まっていますが、外野席の上段にある通路くらい、ウォーキングコースとして開放してくれてもいいような…。このへんの造成ぶりは、将来的な外野席の増設に対応できるようにしているようですね。
もともとは、ロッテジャイアンツが準本拠地としていた馬山にNCダイノスが創設されたことにともなう準本拠地の移転先として、プロ野球対応仕様で建設されたという経緯があります。現時点ではプロ野球団の本拠地としてはやや物足りない気がしますけど、実際、間違いなく新しくていい球場です。
将来、韓国プロ野球がさらにチームを増やすとか、どこかのチームの本拠地の移転が取り沙汰されるとかすれば、手を上げるには十分のポテンシャルを持っていると思います。
この球場に関する詳しいことは、韓国語版Wikipediaにも載っていないので、Namuwikiをご覧ください。
よく読むと、「蔚山でプロ野球の試合が観れるのは嬉しいし、ロッテジャイアンツを応援はするけど、ホントは釜山のチームやなくて蔚山のチームを応援したい」という市民の気持ちも垣間見れます。