こちらの続き、ようやく現場編です。
【永川の風景】もう一つの永川戦闘メモリアルパーク(予定地)への道:市民運動場周辺から現場まで
このあたり、山中ではあるんですけど、山奥というほど人里離れた感じではなく、工事前からもともと公園や散策路のある開けた場所であったと思われます。
この小広場には、比較的新しい河瑾燦『受難二代』の文学碑と、朝鮮戦争後しばらくして建てられた「永川地区戦勝碑」(1958年)とが並んでいます。
ここからもう少し歩いていくと、施設工事現場が見えてきますが、その脇にも別の碑石が並んでいます。
こちらも、比較的新しい「武功受勲国家有功者碑」(2004年)と、それよりも年季の入った「永川地区戦跡碑」(1980年)とが並んでいます。
それぞれの碑の経年変化だけでなく、素材とか仕上げとか字体とか、そうした面からも、この場所の現代史を感じることができますね…。
で、これらの碑の目の前に、永川戦闘メモリアルパーク「体験圏域」のメインとなるはずの施設が作られつつあります。永川護国院前とは違って、こちらは順調に工事が進められているようです。永川市街に近いこちらのエリアの完成が、優先されているんでしょうかね。
見てのとおり、山中を抜けて、住宅地や初等学校・中学校にも接した斜面とそのふもとに施設が展開しています。現場で見たところでは、キッザニアのような体験施設を目指しているように思われます。
ま、完成したらまた見に来ましょう。
今回のところは、永川郷校のほうに降りて行って、屋根の上からわんこに見送りを受けながら、帰ることにします。
いささか騒がしくて近所迷惑だったこの黒わんこのお見送りを振り切った後に出会ったのが、白いワンコインザトラップでした。トラップにかかったのは、琴湖江にかかる永川橋の手前です。
ロッテリアのチーズインザトラップと、サムソン書店のワンコインザトラップ
このトラップにはずいぶん苦戦しましたが、それでも辛うじて振り切って、ダメージは受けつつも何とか給水塔のある永川駅にたどり着くことはできました。