なかなか前に進まないこのシリーズ。何とか年内にはけりをつけないと…。
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さて、前回と同じ建物にある施設の紹介を続けます。まずは済州大学校歴史室。パネル・写真・展示物を駆使して、済州大学校の校史を紹介しています。
済州を代表する国立大学である済州大学校の歴史は、1952年、済州初級大学の創立に始まります。
その後、1955年には四年制へと昇格して道立済州大学。
1962年に移管されて国立済州大学。
でもって1982年に現在の済州大学校となっています。ここで「総合大学=University=大学校」に「昇格」を果たしたというわけです。
個人的な関心もあって見学したのですが、校史展示としてかなり充実していると思います。
で、これよりもさらに大きなスペースを取って展示を充実させているのが済州大学校博物館であって、「済州の海」「済州の人」「済州の土地」といったテーマ別に分かれた展示室と寄贈遺物室・企画展示室などに加えて屋上展示まで、全部見て回ればけっこう時間がかかる規模です。内容的にも韓国の大学博物館にお決まりの考古学展示だけでなく、生活資料や書画の展示などもかなり充実しています。
やりだすときりがないですし、一つ一つ解説できるほどの素養もないので、こちらはあっさりとこんな感じで。
この屋上からの眺めがですねえ、またいいんですよ。海と山がそれぞれ一望できます。
あと、蛇足ですが、この建物にはもう一つ、こういう部屋もあります。
まあこれは、ホントに興味のある人だけでええと思います。
在日韓国人実業家、済州大学に100億ウォン寄付
【済州7日聯合ニュース】済州大学は7日、大阪在住在日韓国人の実業家、金昌仁(キム・チャンイン)さんから13日に同大学発展基金として現金100億ウォン(約7億円)を受け取ると明らかにした。在日済州人としての人生と精神研究・教育、済州大学の在日本済州人センター運営・人材支援のための寄付だと説明した。
金さんは2008年の在日本済州人センター設立時にも、基金などとして現金35億ウォンを出資している。また、現在済州大が施工中の文化交流館の工事費の一部として、来年9月に6億5000万ウォンを寄付すると約束した。
許香珍(ホ・ヒャンジン)総長は同日午前に金さんの代理人と会い、100億ウォン寄付約定書を受け取り、謝意を伝えた。
1929年に済州市で生まれた金さんは、16歳で日本に渡った。現在は大阪で事業を展開している。
2010年9月7日14時0分配信 (C)WoW!Korea