【KARA】S-KOREA・慎武宏氏によるKARAの現況総まとめ

グループとして活動していた時とは違い、個々人の活動をすべて網羅して把握することが簡単ではなくなってきた段階で、こうして網羅的にまとめて論評までしてくれている記事は貴重です。

過去記事では、この辺が関連してくるかもしれません。

blue-black-osaka.hatenablog.com

「KARA」というかつての看板だけでやっていけるほど甘くはない世界で、それぞれに才能を生かして頑張っている姿を見られるのは嬉しいことです。願わくば、紆余曲折を経て、いつかどこかで、どんな形であれ、再開・再結集を目にすることができればいいですね。

ク・ハラ、ニコルの近況も!!…淑女になったKARA元メンバーは何をしているのか
2018年08月02日 | スター KARA

かつて日本で絶大な人気を誇った韓国のガールズグループKARAの元メンバーであるク・ハラが7月30日、日本で新曲『WILD』をデジタルリリースしたという。

KARAといえば、第2次韓流ブームを牽引したK-POPガールズグループ。2011年には紅白歌合戦にも出場しており、なかでもク・ハラの人気は高く、今でも彼女を応援するファンは少なくないと聞く。

それだけに今回の新曲は、ク・ハラ本人はもちろん、彼女の日本での活動を心待ちにしていたファンにとっても嬉しいかぎりだろう。

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(写真提供=SPORTS KOREA)ク・ハラ

昨年に予定していた日本活動が企画倒れになり、ク・ハラ自身も心機一転のつもりで今回の活動を準備したというのだから、本人はもちろん、ファンにとっても思い入れの強い曲になるに違いない。

(参考記事:【画像】日本でソロ活動を控えたKARAのク・ハラ、「以前より余裕が出てきた」

ハラは日本で心機一転、ニコルは野球場に?

KARAファンにとって喜ばしいことは、ク・ハラだけではなく、最近はニコルのニュースも飛び込んできたことだろう。

KARA脱退後、日本で歌手デビューを果たしたものの、韓国ではこれといった芸能活動がなかったニコルだが、最近ようやくテレビや雑誌に顔を出し始めているのだ。

7月21日には韓国プロ野球LGツインズ対斗山ベアーズの試合で始球式を務めるなど、そろそろ本格的なソロ活動に乗り出そうとしている。

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(写真提供=SPORTS KOREA)ニコル

振り返れば、2014年にニコルと知英が2014年に脱退し、2016年には最後の加入したホ・ヨンジを除くメンバー全員の事務所移籍によって“事実上の解散”となってしまったKARAだが、ここにきてメンバーそれぞれが“独り立ち”に成功しつつある。

(参考記事:【近況PHOTO】日本を熱狂させたKARA元メンバーの今…ニコルの貴重な最新写真も緊急入手!!

もっとも着実にキャリアを積んでいるのは、知英かもしれない。

知英、スンヨン、ギュリは…

KARAメンバーの中で唯一日本に拠点を移した知英は、桐谷美玲などが所属するスウィートパワーに所属し、女優として日本のドラマや映画に出演する一方、JYの名義で歌手活動も行っている。

先日は、主演映画『殺る女』(10月日本公開予定)が韓国・富川国際ファンタスティック映画祭に正式出品され、約4年ぶりに韓国凱旋も果たした。

すっかり女優となって颯爽と登場した知英のレッドカーペット姿を、多くの韓国メディアが取り上げていた。

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(写真=知英Instagram

(参考記事:元KARAの知英は美背中&スラリ美脚を披露!! 韓国映画祭レッドカーペットの様子

日本の作品で日本人役をこなし、主演も務めている知英の活躍ぶりに、韓国メディアも脱帽といった感じだった。

知英だけでなく、ハン・スンヨンパク・ギュリも女優として奮闘している。

スンヨンは2016年にドラマ『青春時代』(JTBC)の主演を務めて女優としての可能性を評価され、今も安定した演技力を披露。7月に日本で開催された単独ファンミーティングも大好評を博したことで、今後のさらなる活躍が期待されている。

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(写真提供=SPORTS KOREA)ハン・スンヨン

淑女になったKARA元メンバーたちが示す可能性

一方、KARAのリーダーだったパク・ギュリは、スクリーンで着実にキャリアを積んでいる。

主演映画『2つの恋愛』ではセリフの90%が日本語という在日コリアン役を熱演していたが、KARA時代に磨いた日本語力が大きな自信になったとか。

アイドル時代の経験を活かしつつその栄光にすがらず、新たな道を歩もうとする彼女の姿勢には好感も持てる。

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(写真=パク・ギュリInstagram

しかも、パク・ギュリハン・スンヨンは今年で30歳。ク・ハラ、ニコルは27歳になる。初期メンバーの末っ子だった知英も今年で24歳になった。

彼女たちが日本で人気絶頂にあった頃、『Karasia KARA 2nd JAPAN TOUR 2013』と『Karasia KARA 3rd JAPAN TOUR 2014』のパンフレット制作を担当したが、愛くるしい笑顔でインタビューやポートレート撮影に応じてくれた彼女たちがアラサー女性になったわけだ。

“事実上の解散”状態とはいえ、かつてのガールズアイドルたちが“7年目の呪い”を破って10年以上も第一線で活躍していることは珍しい。

(参考記事:“7年目の呪い”解けず…。解散してしまった悲運のK-POPガールズグループを紹介!!

もはやアイドルという枠を超えた存在になりつつある今日この頃だ。

以前、KARAの元メンバーたちは妹分である“RAINBOW”のメンバーだったジスクの近況インタビューを本欄でも紹介したことがある。

ただKARAの元メンバーは妹分とはまた違った切磋琢磨で、その可能性を示しているともいえるだろう。

(参考記事:KARAの後輩グループ「RAINBOW」のメンバーたちは今、何をしているのか

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(写真提供=SPORTS KOREA)2012年当時のKARA

KARAだけではなく、少女時代など第2次韓流ブームを作り上げた彼女たちの今日の活躍は、TWICEやBLACKPINKといった第3次韓流ブームをリードする第3世代ガールズグループにも、刺激と新たな可能性を示唆するはずだ。

アイドルという枠組みから卒業しても、それぞれの場所で輝こうと奮闘する元KARAメンバーたちの今後には、引き続き注目していきたい。

(文=慎 武宏)

http://s-korea.jp/archives/44097

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