旅客列車が頻繁に行きかう京阪神地区にいるとなかなか感じ取ることはできませんが、中国地方で山陽線の線路を眺めていると、それがいかに物流の大動脈であるかを実感することができます。
被災したあと復活しかけてまた被災という災難続きの数か月でしたが、ようやく復活できてよかったですよ。
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JR山陽線全線開通、貨物の山陰線への迂回解消
2018年10月13日 22時23分
JR山陽線が復旧し、広島貨物ターミナル駅に到着した貨物列車(13日午前、広島市南区で)=野本裕人撮影西日本豪雨や台風の影響で一部で不通が続いていたJR山陽線が13日、約3か月ぶりに全線開通した。山陽線は中国地方の東西を結ぶ物流の大動脈。被災後、JR貨物が利用していた日本海沿岸の山陰線の迂回うかいルートなどが解消され、JR貨物全体の輸送量は、豪雨前の9割まで回復した。
山陽線は7月の豪雨で各地の路線が寸断。復旧作業後の9月30日に全線開通する予定だったが、台風24号の影響で山口県の柳井―下松駅間で土砂が流れ込み、延期されていた。
JR貨物ではトラックでの代替輸送のほか、山陰線を利用していたが、名古屋―福岡間の所要時間は通常の山陽線ルートの2倍かかるなど物流が滞っていた。
この日午前9時過ぎ、広島市南区の広島貨物ターミナル駅から、26両の貨車が東京方面へ向けて出発。JR貨物広島支店の小林重聡しげあき支店長は「不通で品薄などの不自由な思いをさせてきた。(全線開通で)豪雨前と変わらず引き続き利用してもらいたい」と話した。
2018年10月13日 22時23分 Copyright © The Yomiuri Shimbun