【大阪の風景】西淡路・国次高射砲台跡地

大阪の戦争遺跡としては知る人ぞ知る高射砲台跡地。大阪の東淀川区、JRの東淀川駅と阪急淡路駅の間にあります。

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個人的にここ、よく知ってるんですよね。祖父母の家があった場所なので。

でも、東淀川駅から歩いたのは、子どもの時以来ではないかなあ。

この狭い空間が、祖父母の家へのアプローチでした。

このクルマ、まだあるんや…。何十年放置してあるんやろ。

戦争遺跡的には、この高射砲台指揮所しかもう残っていません。この頑丈なコンクリート建築も長らく住居として使用されていました。

この裏手に、祖父母家を含む何軒かの住居があったのですが、今はもう完全に撤去されています。

もともとここは、計画道路の用地として住民と大阪市との立ち退き交渉が長らく行われていた場所なので、唯一残る指揮所も、保存される見込みはほぼありません。見れるうちに見とかないと。

今は亡き祖父母がここで暮らしていた記憶を呼び起こす手がかりは、いずれ消滅してしまうでしょう。その時その場所にいた記憶を持つのは、私の世代が最後です。

てことで、帰りは阪急淡路駅に向かいました。