ソウル顕忠院の金大中

テレビニュースでもやってたらしいですけど、現在、ソウル顕忠院に墓域を造成中とのことです。

記事入力 : 2009/08/21 10:24:19
金大中元大統領死去:墓地はソウル顕忠院に

李承晩・朴正煕両元大統領の墓の間に

 金大中(キム・デジュン)元大統領の墓地が国立ソウル顕忠院(ソウル市銅雀区銅雀洞)の国家有功者墓域の下段に設けられる。

 同院の鄭鎮台(チョン・ジンテ)院長は20日のブリーフィングで、「金元大統領の遺族や行政安全部と協議した結果、ソウル顕忠院の国家有功者墓域の下段部に、金元大統領の墓地を23日までに造成する」と語った。墓地は国立墓地設置法に基づき、土を盛り上げた部分や墓石、供物を並べる台、追悼碑などを合わせて広さ264平方メートル(約80坪、16メートル×16.5メートル)ほどとなる。墓地に続く階段まで含めると、495平方メートル(約150坪)ほど。高さ3.46メートルの墓石の前面には、「第15代大統領金大中の墓」と刻まれる。

 墓石の上部には国家元首を象徴する鳳凰の彫刻が花こう岩で作られ、墓石には烏石を使用する。

 墓は国家有功者第1墓域の下段、李承晩(イ・スンマン)・朴正煕(パク・チョンヒ)両元大統領の墓の間に作られる。李承晩元大統領の墓からは100メートル余り、朴正煕元大統領の墓からは350メートルほど離れている。金元大統領の墓には、遺族が望めば夫人の合葬も可能だ。

 李承晩・朴正煕両元大統領の墓地は駐車場や通路を含めてそれぞれ1650平方メートル(500坪)、3630平方メートル(1100坪)だ。金元大統領の墓地には駐車場は設けられないものとみられる。

 鄭院長は「遺族は墓地をできるだけ簡素に、環境に調和するよう作ってほしいと希望している」と語った。同院の関係者は「墓所風水師と金元大統領のおいが決めたという。場所は狭いが、遺族の意志によって決定した」と語った。

 政府は同院に国家元首を埋葬するスペースが不足しているため2004年6月、大田顕忠院に元大統領の死去に備えて8人を埋葬できる9653平方メートル(約2925坪)の国家元首専用墓地を造成した。ここには崔圭夏(チェ・ギュハ)元大統領が初めて埋葬され、洪基(ホン・ギ)夫人が後に合葬された。

ユ・ヨンウォン軍事専門記者

http://www.chosunonline.com/news/20090821000030

2009/08/20 15:24 KST
金元大統領の墓所、ソウル顕忠院・有功者墓地に造成

【ソウル20日聯合ニュース金大中(キム・デジュン)元大統領の墓所が国立ソウル顕忠院・国家有功者第1墓地内に造成される。

 鄭鎮台(チョン・ジンデ)院長が20日に会見し、金元大統領の遺族、行政安全部と協議した結果、このように決定したと明らかにした。近くには李承晩(イ・スンマン)元大統領、中宗の後宮・昌嬪安氏の墓所がある。規模は国立墓地設置法に基づき、盛り土、碑石、床石、追悼碑などを合わせ80坪ほどとなる。整備作業は同日から着手し、23日までに完了する。

 ソウル顕忠院には李承晩元大統領、朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領の墓所もあり、駐車場、通用路などを合わせそれぞれ500坪、1100坪の広さがある。金元大統領の墓には駐車場は設けない。鄭院長によると、遺族らは墓地を最大限素朴で簡素、環境にやさしいものにしてほしいと要請したという。


墓所造成工事が進められている国立顕忠院・国家有功者墓地=20日、ソウル(聯合ニュース

 ソウル顕忠院では国家元首墓所を設ける空間が不足しており、政府は前職国家元首逝去に備え、2004年に大田顕忠院に8柱の埋葬が可能な墓地を設けている。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2009/08/20/0901000000AJP20090820002200882.HTML