【坡州の風景】2018年夏、龍尾里1墓地を歩く・その2:壁式追慕の家

こちらの続きものです。樹木葬4~5区域からすると、進入路を挟んで向かい側に「壁式追慕の家」があります。

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ここは基本、前回訪問した時から変わってないですね。もちろん、入居者に入れ替わりはあるでしょうけど。

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おおむねこんな感じで、やや角度のついた納骨用の壇が、曲線と直線とを組み合わせながらずっと続いています。道路脇の斜面、やたら細長くて使い辛そうな土地を、うまく活用しています。

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お墓番の通行許可が出ましたので、さらに上っていきます。

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造花の花輪や写真・手紙のほかに、日に焼けて雨に濡れてくしゃくしゃになった紙片が貼り付けてある納骨壇をちょいちょい目にします。

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これが何なのか、わからないわけではないのですが、後でもうちょっとちゃんと残っているヤツを見れますので、ここは確認だけで、先を急ぎます。

A区域の入り口まで来ました。このへんがちょうど敷地の真ん中らへん。上りきるまであと半分です。

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ただなあ。こっちにもいらっしゃるのですよ。お墓番が。

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いえ別に、通せんぼされるとか嫌がらせされるとか、そんなことはないんですよ。引き留められるだけで。

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ようやく通行許可がいただけたようです。

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入り口から歩いて登ってくると、最後にこうして全体の案内図を見ることになります。何でこうなるかというと、駐車場がこちら側にあるからです。こんなところに、麓から歩いてくる人間はそんなにいません。

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E~H区域でも、A~D区域でも、お墓番のにゃんこに声をかけられて呼ばれたのは、下から歩いてくる人間が珍しかったからなのかもしれません。