今後、諸事情により、韓国の銀行に口座を持っていた方が何かと便利になる。
そもそも、前々から韓国の銀行に口座を開設することに興味はあった。ここのブログを見ていると、どうも簡単に開設できそうだし。
日本でお金を預けて、韓国でウォンとして出せるのか。→OKです。
さらに詳しい仕組みを教えてもらいました。
- まず、日本で(大阪支店で)新韓銀行の通帳発行の申し込みをします。
このとき、パスポートと日本での身分証明書(たぶん運転免許証とか)が必要。
韓国ではサインでもOKなので、印鑑はなくてもいいそうです。
- 大阪支店から韓国に申し込み書を送り、通帳は韓国で発行、発行された通帳は大阪支店に送られてきます。
だいたい申し込みから1週間くらいで通帳はもらえるそうです。
キャッシュカードも一緒にもらえます。
- お金はというと、日本から預け入れる場合は「海外送金」扱いになるとのこと。
海外送金は手数料が1回4,000円くらいかかります。
新規に通帳を作るときに一緒に入金すれば、通帳発行手数料の1,000円がサービスで免除されるそうなので、ちょっとお得です。
- 韓国に通帳とカードを持っていけば、自由に引き出せます。
ということでした。
そんなわけで、平日に時間のあった今日、そのブログで紹介されていた新韓銀行大阪支店に行ってみた。
だが、しかし。
わずか2年で、状況は大きく変わっていたのであった。
- まず、新韓銀行大阪支店で韓国で利用可能な口座を開設することはできなくなっている。大阪支店では大阪支店の口座しか開設できず、しかも日本国内では外国銀行の扱いとなるので、開設したところで利便性に大きな問題がある。
- 犯罪誘発防止のために、非居住者による銀行口座開設には大きく制限がかかるようになってきた。韓国内の新韓銀行でも、小規模店舗や地方店舗では非居住外国人による口座開設は断られる可能性がある。
- ソウルの南大門(崇禮門)前にある新韓銀行本店であれば、日本語のできるスタッフも揃っているので、パスポート(と印鑑)を持って、そちらで申請するのがいちばん確実だろう。
以上は、窓口担当の行員の方(この方は日本人であった)に教えてもらったことの要約である。銀行口座を開設しに大阪・心斎橋まで足を運んだことは無駄足になってしまったが、こうした状況を知ることはできたわけで、それはそれで意味はあった。
仕方ない。こんど韓国に行った時にでも新韓銀行本店でトライしてみるか。
追記:トライしてきました。結果はこちら参照。