ロッテジャイアンツ‐ソフトバンクホークスの交流戦・後日譚

前に書いたロッテジャイアンツソフトバンクホークスとの交流戦の話ですが、ここに詳しいレポートが載っています。

韓国ロッテ、ソフトバンクとの二軍交流戦に勝利

なんか、運営やらなんやらがグチャグチャやったみたいですね。慣れないこととはいえ、残念なことです。

さて、今回の試みですが、実施されたことに意味はありますが、
残念なことに、準備や運営、進行がむちゃくちゃでした。
選手、ファンの方にとってマイナスなことが多かったように感じます。


例をあげればきりがないですが、
試合開始は16時20分なのに、ホークスの打撃練習が13時から14時。
14時から16時の間に、芸能人の野球大会を挟むとか、、、
(ロッテは別球場で練習)


試合終了直後、女性グループのステージ(2曲)が入り、
その後にMVP授賞式が行われると知らずに、
観客の大半が帰ってしまったとか、
進行の大半に通訳がないとか、、、


そんなゆるい空気のせいか、日本メディアの方が、
カメラマン席で缶ビールを呑んでいたのは、
唖然というか、野球を冒とくしていると思っちゃいましたが。


さて、今回の件。
スポーツイベントに政治と芸能が絡むと難しいことが多いのですが、
その両方が柱にあった本件。
メインのスポーツより、政治と芸能を大事に扱うと、
こんな結果になることが多いように思います。


注目を集めるための、二軍親善試合のベストの形は、
ロッテ公式戦が14時開始の時に、
試合終了後に実施(親子ゲーム形式)にすれば、
普段通りの球場運営+スムーズな観客動員もできたのですが。


今回は実施されたことに意味を感じますが、
「次回は一軍で」というプランが本当にあるのなら、
今のままでは非常に怖いです。
もっと野球を分かっている各所のアドバイスと協力を得ないと。


韓国のイベントごとは「いつもこう」ということはないのですが、
今回、初めて韓国に触れた方には、
強いいい加減さが印象に残ったのでは?と心配になりました。
もちろん選手たちに罪はなく、試合はきちんと進行され何よりです。


ここだけであれこれいうのは何なので、
韓国でのコラムでも、残念な点と今後については、
伝えたいと思います。


よかったのは、ロッテ側の応援が、
通常の一軍公式戦とほぼ同じだったので(応援団長、チア、PAあり)、
初めて韓国の球場に訪れた方に、
サジク球場らしさを味わってもらえたことでしょうか。
ゲーム終盤にオレンジ色のゴミ袋をかぶるとか。


また、プサン大学などの日本語専攻の学生さんたちが、
通訳スタッフとして活躍していたのがほほやましかったです。
みなさんの努力の成果に感心します。

できることならば、企画的に改めるべきところは改めつつ、大事に育てていってほしいと思います。