韓国で自炊していたとき、日本との違いを感じたことの一つに、「ご飯の炊ける時間」があった。
料理している途中で、「あ、炊飯器のスイッチ入れるの忘れた!」ということがよくあったのだけど、韓国であればそこからスイッチを入れても余裕で炊ける。日本ではまずあり得ない。
体感時間としては、15分くらいで炊けるのではないだろうか。電圧の違いから来るのか、圧力の違いから来るのかはよくわからないのだけど、この点については韓国のほうがたいへん有り難いことだけは間違いない。
韓国で炊飯器と言えば、CUCKOOというメーカーがほぼ寡占状態にあると思われる。部屋に備え付けの炊飯器もCUCKOOだったし、他所で見てもたいていそうだった。
まあ、私が使ってたのはこんなに新しいものではなくて、スイッチを押して炊き始め、炊けたらそれがポンと上がるという古典的なヤツだった。それでもけっこうおいしく炊けていた。
さて先日、某スーパーでそのCUCKOOの炊飯器を見かけたような気がして気になっていたのだけど、調べてみたらやっぱり日本でも売られているらしい。
COCKOO電気圧力調理器/料理を圧力で楽しくするドウシシャ
リンク先のスペルがどうも間違ってるような気がするのは気のせいか…?
楽天のリンクが何故か貼れないので、スクリーンショットを。
日本で使っても早炊きはできるみたいなので、その点は魅力だなぁ。いろいろできるらしい機能とレシピを駆使して料理しようとは思わないけど。
むしろ、早炊き炊飯機能に特化したシンプルな炊飯器を売り出したら、一人暮らしの人や共働き層などにウケるような気がする。日本市場から撤退するという現代自動車と同じで、ミニサイズのラインナップが課題かも知れない。