ご親切な改名サービス

あまりに無邪気なこの記事の書きぶりに、いろいろ思い浮かぶことはあるわけですが。

つまり、大韓民国を大相撲協会化したいわけですか。

記事入力 : 2010/03/18 14:02:50
全南・海南郡、海外からの移住女性に改名サービス

 2003年5月にフィリピンから全羅南道海南郡に嫁いできたアジェニス・エイチレイエスさん(31)は、ハングルで11文字になるフィリピン式の名前のまま、2006年に韓国国籍を取得した。国籍取得時、韓国式の名前に改名申請ができることを知らなかったからだ。その後、銀行で用事を足すときや、病院に行くたびに、長い名前のせいでかなり不便な思いをしてきた。韓国人になったのに、名前のせいでよそ者だというレッテルを張られてしまう。さらに、来年小学校に入学する7歳の子供が、母親の長い名前のせいで学校でいじめられるのでは、と心配でたまらない。

 しかしエイチレイエスさんは、海南郡の支援により、近いうちに「インヘ(仁海)」という韓国名に改名できることになった。姓は造船所で働く夫のチェ・ソンウクさん(39)の姓になる。海南郡花源面唐浦村に住んでいるため、本貫(姓氏発祥の地)は、村名の「唐浦」に決めた。エイチレイエスさんは「わたしが唐浦チェ氏の始祖となるわけね」と話した。

 海南郡には今後、多く見積もって数百個の新しい本貫が誕生する見込みだ。最近、郡がフィリピンやベトナム、中国、カンボジアなどから移住した女性に対し、無料で改名サービスを開始したためだ。郡の担当者は「ハングル改名の過程で、本貫は既存の本貫と重ならない限り、居住地域の名前をそのまま付けられるようにする」と話している。

 現在、海南郡に住んでいる海外からの移住女性403人のうち、131人がすでに韓国国籍を取得している。郡はこのうちハングル改名がまだ済んでいない49人全員について、改名支援に乗り出した。今月23日から法律構造公団の弁護士の支援を受けて、面(郡内の下部行政単位)事務所ごとに直接訪問し、移住女性の改名作業を手助けする。15万ウォン(約12000円)の改名手数料も全額支援する。

海南=チョ・ホンボク記者

http://www.chosunonline.com/news/20100318000059