先日の『読売新聞』に続き、『産経新聞』もKARAを中心にしてガールズグループの特集記事を組んでいます。
もともと産経新聞は、黒田勝弘さんがいることもあって、韓国関係には(日韓関係や政治的なイシュー以外でも)割りと強い印象がありますが、かなりツッコんで本音に触れる部分をすくい取ったいい記事だと思います。
私がはじめて「Pretty Girl」を聴いた去年の1月ごろ、KARAがこんなことになるとは本人たちも含めて誰も思っていなかったはずです。そこからわずか1年の活動で韓国ガールズグループのトップに肩を並べるまでになったKARAが、さらに一歩進んで日本デビューに至るまでの展開がいかに急なものだったか、ということがよく伝わってきます。
「女性ファンが多い」というのも、よく言われていることですけど、個人的な感触とも一致していて納得できるところです。
K−POPガールズグループ 続々日本デビュー 頂点目指すステップ
2010.8.22 08:27
韓国の人気女性5人グループ「KARA」。後列左からスンヨン、ニコル、ギュリ、前列左からジヨン、ハラ(渡守麻衣撮影)8月に日本上陸した韓国のガールズグループが人気を集めている。11日に日本でデビューした女性5人の「KARA」は、デビュー曲がオリコン週間シングルランキングで5位に入る大ブレーク。女性9人の「少女時代」もDVDが好調だ。なぜ今、日本でK−POPガールズグループが脚光を浴びているのか。(竹中文)
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◆チャートに旋風巻き起こす
KARAが11日にリリースしたシングル「ミスター」は発売初週で2万9千枚を売り上げ、23日付のオリコン週間シングルランキングで初登場5位にランクイン。海外女性グループのデビュー曲としては29年8カ月ぶりのベストテン入りとなった。
少女時代もDVD「少女時代到来〜来日記念盤〜」をリリース。こちらも発売初週で2万3千枚を売り上げ、23日付のオリコン週間DVD総合ランキングで初登場4位。9月8日には満を持して日本デビューシングル「Genie」をリリースする。
女性4人の「BROWN EYED GIRLS」も25日リリースのアルバム「SOUND−G」で日本デビューする予定で、日本ではK−POPガールズ旋風が巻き起こっている。
◆ネット経由 進出前から人気
なぜ、今なのか。KARAの所属レコード会社の担当者は「今の中高生は、インターネットの動画サイトで韓国の曲を視聴しているから、KARAは日本デビュー前から既に話題になっていた」と指摘する。2月に都内で行ったショーケースライブの観客の男女比率は3対7で、女性が圧倒的だった。女性ファンの中には「KARAのパフォーマンスのレベルの高さに魅力を感じている」という声も多い。
メンバーは韓国で2007年のデビュー以来、共同生活を送り、ヒップダンスの息もぴったり。リーダーのギュリ(21)は「励ましあい、補いあいながら活動してきた。いつも一緒だったので、感じることも似通ってきている。だから力を発揮できると思う」。
日本にK−POPガールズが進出する背景についてKARAの所属芸能事務所の日本支社長、李静淑さんは「日本では先にボーイズグループが進出した土壌もある。韓国のトップアーティストにとって、日本は次のステップとして一つの目標になっているようだ」と話している。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/100822/msc1008220827002-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/100822/msc1008220827002-n2.htm
【ビジョン】ヒップダンスのコツは…韓国ガールズユニット「KARA」の本音満載
2010.8.21 07:00
11日に日本デビューした韓国の女性5人グループ「KARA」が日本で人気を博している。同日発売のシングル「ミスター」は23日付のオリコン週間シングルランキングで初登場5位にランクイン。9月29日にはベストアルバムを発売予定で、さらに活躍の場が広がりそうだ。そんなKARAが、セクシーに腰を動かす振り付け「ヒップダンス」のコツや、芸能活動の本音を語った。(竹中文)
「フィーリングが大事」
−−ヒップダンスはどれぐらい練習をしましたか
ニコル「毎日練習はしていましたが、不思議なことに、このヒップダンスは練習をしすぎるとぎこちなくなってしまうのです。お互いのフィーリングを大事にして合わせていくというのが役に立ちました」
−−ダンスのコツは?
ジヨン「音楽に体をあずける」
ギュリ「音楽にはビートというものがあるので。韓国ではもう何度もこの曲を踊っています」
−−ヒップダンスを踊る「ミスター」で日本デビューを果たしました
ギュリ「あるステージで、『ミスター』を歌って踊ったところ、シングルカットされている曲より、『ミスター』の方が反響が大きかったんです。私たちも予想に反した活動を展開することになったわけですけれども、韓国でもヒップダンスのようなダンスは珍しかったので、とても独特なものとして受け入れられたのかと思います」
「日本のアニメが好き」
−−11日に日本デビューを果たしました
ギュリ「思ったより多くの日本の皆さんに声援を送っていただいているので、その声援にこたえられるように、頑張って日本語を勉強してやっていきたいと思います」
−−どういうふうに日本語の勉強をしていますか
ギュリ「日本のドラマを見ながら」
−−日本デビューをすると聞いたときの心境は?
スンヨン「信じられませんでした。夢みたいな感じ。できるかなと心配して、日本語の勉強を一生懸命して…。初めてのショーケースライブのチケットがソールドアウトになってびっくりしました」
−−日本デビューが決まってから日本語の勉強を始めましたか?
ギュリ「正式に勉強を始めたのは、そのときからですけれども、その前から日本に関心を持っているメンバーもいました。日本語を知っていたメンバーもいます」
−−関心があったメンバーは誰ですか?
ギュリ「歌や歌手に対する関心は以前からメンバー全員が持っていたのですが、日本語に対してもデビュー前から関心を持っていたのは、私とスンヨンです」
−−スンヨンさんもドラマを見て勉強したのですか
スンヨン「高校生のときから日本のアニメーションとか、ドラマが大好きで、毎日たくさん見たら、日本語が少しずつできるようになりました。日本の文化にとても興味を持っています」
−−日本のアニメのどういう部分が好きですか
スンヨン「スケールが大きいところ」
−−KARAのファッションも人気を集めています
ギュリ「芸能人という職業は多くの人に見られる職業なので、ファッションだけでなく、行動も模範になれるように努力をしています。KARAは10代から20代までのさまざまな年齢構成のグループなので、それぞれの魅力を皆さんに知っていただけるように努めています」
「いつも一緒」
−−今後の意気込みを
ハラ「韓国でデビューするときも緊張したんですけれど、日本でデビューすることになって、今もドキドキしています。日本でも一生懸命活動して頑張っていきたいと思います」
スンヨン「KARAでデビューしてから時間が経ちましたが、心残りなこともあったんですね。日本でもう1度スタートをする機会が与えられたのはとても良い機会だと思っていますし、日本の多くの方に知っていただいて愛していただきたいと思っています。日本のファンの方に頻繁にお会いできるようにこれからも頑張っていきたいと思います」
−−心残りなこととは
スンヨン「韓国でデビューしたばかりのときはいろんなことが初めてで、カメラの前でどうしても緊張してしまって、自分の力を十分に発揮できなかったり、練習をたくさんしたのに失敗をしてしまったりということがありました。そのときより、今は年齢を重ねていますし、経験も積んでいるのでもっとうまくできるのではないかなと思います」
ニコル「日本で活動するようになるというのは想像もしていませんでした。スンヨンの話にあったように、1から始めるという気持ちでたくさん準備してきましたし、これからも頑張ってやっていきたいと思っています。日本でもベストを尽くしていく姿を皆さんにおみせできればと思っていますし、多くの方々に見守っていただきたいと思っています」
ジヨン「本当に最初のころは心配もたくさんしていました。日本でうまくやっていけるんだろうかという心配もありました。でも、以前にショーケースライブがあって、ファンの方々に直接お会いしたところ、外国の人たちも私たちのことを好きになってくれるんだとわかって不思議でした。皆さんの応援に応えられるように日本でも頑張っていきたいと思います」
−−心配していたのですね
ジヨン「お姉さん(メンバー)たちに『日本で私たちはうまくやっていけるのかな』と聞いていました。お姉さんたちは本当に力になってくれます」
−−励ましあってきたんですね
ギュリ「今までお互いに励ましあい、足りない部分があれば補いあいながら活動してきました。いつも一緒だったものですから、感じることも似通ってきていると思うんです。そんなふうにお互いを支えあって、今までいろんなことを克服してきましたし、だからこそ力を発揮できると思うんです。精神的にも体力的にもお互い刺激を与えあえたとも思います。このメンバーであれば、日本だけでなく、どんな状況でもうまくやっていけるのではないかと思います」
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/100821/msc1008210701000-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/100822/msc1008220827002-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/100821/msc1008210701000-n3.htm