KARAのことをフォローできない日常

その後、いろいろと真偽不明の話や推測も含め、波紋が広がっているKARAの騒動ですが、そうした報道や記事をいちいちフォローできないくらい思うようにならない日々に突入しています。

ともあれ、こちらでもKARAの問題はみんな知っていましたし、地上波のプライムニュースでもかなり大きな扱いで報じられていました。もっとも、その中のかなりの部分が、「日本でも大きな衝撃を持って受けとめられている」という、KARAのニュースとしては間接的な内容でしたが。

とにかく、真相がわからないまま、憶測ばかりが流れている状態ですし、しばらくは静観するほかないでしょう。というか、物理的に静観しかできません。

ただ、個人的にはいつも好意的に受けとめている『夕刊フジ』のKARA記事、これはダメですね。特に後半は知ったかぶり丸出しでお話になりません。日本デビュー前のKARAの状況をある程度知ってれば、こんなことは言えないはずですけどねえ。

あの笑顔の裏で…KARA分裂、韓国芸能界の衝撃真相
2011.01.20


KARA

 尻ふりダンスの「ミスター」の大ブレークで日本でも人気の韓国5人組ガールズグループ、KARAが解散の危機だ。韓国メディアは、メンバー3人が「事務所の地位を利用し望まない仕事を強要された。関係を維持するのは無理」などと主張し、所属事務所に専属契約の解除を申し出ている。「望まない仕事」とはいったい何なのか?

 昨年の東方神起に続くメンバーの分裂騒動に、「韓国芸能界は、いったいどうなっているのか」とファンの怒りがおさまらない。

 所属事務所DSPメディアに専属契約解除を通告したのは、スンヨン(22)、ニコル(19)、ジヨン(17)、ハラ(20)の4人。

 リーダーのギュリ(22)は解除通告の事実を知らず、その後、ハラも契約解除の通告を撤回した、との一部報道もあり、分裂をめぐる情報が錯綜している。

 そもそも原因は何なのか。契約解除を通告した法律事務所の代理人は、(1)地位を悪用した不要な芸能活動を強要し人格を冒とくした(2)説明なしに不正契約を結んだと主張。「メンバーは精神的苦痛を受け、事務所との信頼は回復できない。DSPはすぐにマネジメントを中断せよ」などと通告している。

 背景には独特の芸能界事情がある。韓国在住ジャーナリストが明かす。

 「アイドルの育成方法が日本とは根本的に異なる。小・中学生のうちにスタイルのいい子をスカウトし、事務所付属のスタジオでダンスを特訓。音楽産業の市場は日本の半分以下であるため、並行して英語や中国語、日本語を習得させる。これらの費用はすべてタダ。その代わり、売れてからごっそり回収。5〜8年はOL以下の薄給というケースも少なくない」

 さらに、KARAの場合は、売り出し方をめぐるトラブルもあったようだ。韓流ライターの児玉愛子さんが明かす。

 「4人組で2007年にデビュー当時は、人気が先行していたワンダーガールズを意識して“セクシー路線”を取った。しかし、人気が出ないまま1人が脱退。ギュリ、スンヨン、ニコルが残り、オーディションでハラとジヨンが加わり現在の5人組に。ぶりっこの“カワイイ系”にガラリと路線を変更した。薄給の上に、戦略がころころと変わることへの不満もあったのでは」

 華やかなダンスの裏に“女工哀史”があった。

http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20110120/enn1101201623016-n1.htm

ともあれ、こちらの方は気になります。どうなっていくんでしょうか。

KARA解散危機、主演ドラマどうなる?
2011.1.20 05:00

 “ヒップダンス”で話題の「ミスター」が大ヒットし日本で人気の韓国の5人組ガールズグループ、KARAが解散の危機にあることが19日、分かった。

 14日にスタートしたKARAの初主演ドラマ「URAKARA」(金曜深夜0・14)を放送しているテレビ東京はこの日夕、サンケイスポーツの取材に「韓国の所属事務所から説明を受けておらず、事実を確認中」と語った。

 撮影は昨年11月末に韓国でスタートし、1月上旬に日本で初めての撮影が行われたばかり。全12話中3話まで撮了しており、今月下旬にも約1週間の撮影が予定されているという。メンバーの来日は個々のスケジュールによって異なり、同局は「撮影は2月まで予定しており、いまのところ変更はない」とした。ドラマは恋に不慣れな女の子たちが一人前の「惚れさせ屋」を目指し恋愛ミッションを遂行する物語。5人全員が主演だが、はじめの5話までは1人ずつ“主役”を演じる。

http://www.sanspo.com/geino/news/110120/gnj1101200512018-n1.htm


追記:この間のフォローについては、「雲の磁力」さんで詳細になされています。韓国での報道内容など、関心のある方は下記の記事をご覧ください。

http://d.hatena.ne.jp/oolt/20110119
http://d.hatena.ne.jp/oolt/20110120