延高戦、高延戦

これの続報と言えば続報になりますかねえ。

「青」の延世大学校「赤」の高麗大学校との対抗戦、「早慶戦」と一緒で、世間的には「延高戦」、延世大生も「延高戦」と呼びますが、高麗大生は「高延戦」と呼ぶらしいです。高大生に言わせれば「고대(高大)のほうが연대(延大)よりもカナダラ順で先なんだから、고연전(高延戦)と呼ぶべきだ」となるらしいのですが、それもわかったようなわからないようなリクツです。

記事入力 : 2010/09/09 16:07:37
「延高戦」が様変わり、熱い前哨戦
高麗大が主催、あす開幕

 「高麗大が勝つ byペレ」(「サッカーの神様」ペレの勝敗予測がよく外れることになぞらえた、延世大前の横断幕)

 「今や、勝つことにも飽きてきた」(高麗大前に掲げられた横断幕)

 私学の名門、延世大と高麗大が10日から繰り広げる、野球やサッカーなど5競技の「延高戦」(今年は高麗大が主催)を前に、両校の神経戦が展開されている。今年は試合や応援合戦だけでなく、キャンパス外での激しい前哨戦も繰り広げられている。今年6月、高麗大の李基秀(イ・ギス)総長が講義中に、「高麗大が韓国第1の大学だ」と発言したことも、競争心に火を付けた。

 「男の三大悲劇は、男子中・男子高・高大(中学・高校と男子校へ通い、高麗大へ進学すること)だ」。ソウル市西大門区の延世大キャンパスや周辺の商店街では8日、ライバルの高麗大を意識した約20種類の青い横断幕が掲げられていた。

 一方、高麗大キャンパスがあるソウル市城北区の安岩駅近くの交差点周辺では、赤い横断幕がたくさん掲げられていた。「高麗大を出た女性は、見合いもせず無条件で嫁に行ける」「延世大は4年間だけ満足! 高麗大は一生満足!」「孫基禎(ソン・ギジョン)からキム・ヨナまで! 高麗大スポーツの歴史は韓国スポーツの歴史だ」といったものだ。

 「ボランティアの延高戦」もまた盛んだ。この日、高麗大の民主広場の前には、大韓赤十字社献血車が止まっていた。その車体には、「午後4時現在、高麗大生125人、延世大生36人」と、献血した学生の数を書いた紙が貼られ、学生たちの競争心をあおった。経営学科のイ・ジュングァンさん(20)は、「高麗大が『献血の延高戦』で勝っているのを知って満足している」と言い、献血車に乗り込んだ。高麗大の学生たちが献血した血液は、同大附属安岩病院へ寄付される。一方、延世大中央図書館の前にもこの日、赤十字社献血車が止まっていた。延世大の学生たちが献血した血液は、同大附属セブランス病院の小児病棟へ寄付される。

 一方、「バザーの延高戦」も熱気を帯びている。延世大の「ジーンズ・バザー」を訪れた経営学科のキム・ジヒョンさん(20)は、「ジーンズを安く買えるし、わたしのお金が困っている人たちの役に立つと思うとうれしい」と話した。延世大総学生会の幹部で物理学科のキム・ヨンミンさん(24)は、「収益金は全額、学内の脱北者の学生たちへの奨学金や、情緒・発達障害を持つ子どもたちのための寄付金として役立てる」と語った。

 高麗大でも「慈善バザー」が行われ、多くの学生たちが足を運んでいる。キムパプ(韓国風のり巻き)を作る機械や、女性アイドルグループ、ワンダーガールズのサイン入りアルバムなど、さまざまな物品が1000−1万ウォン(約72−720円)で販売されていた。バザーの収益金は、城北区に住む国際結婚家庭の子どもたちに寄付される予定。

 両大学の総学生会は6日から8日まで、「レッド・シャツ&ブルー・シャツデー」というイベントを開いた。両大学のスクールカラーの服を着た人の数を数え、一人当たり100ウォン(約7円)ずつ集め、両大学の名前で子ども財団に寄付する。高麗大総学生会のイ・ジェヒョンさん(23)=電子・電気工学科=は、「今回の延高戦のテーマは『寄付』だ。多くの学生たちが積極的に参加するよう努力していく」と語った。


10日から行われる野球やサッカーなど5競技の「延高戦」を控えた7日午後、延世大と高麗大の周辺には、さまざまな種類の横断幕が掲げられている。延世大キャンパスの最寄り駅・新村駅の周辺(写真上)と、高麗大の最寄り駅・安岩駅の周辺(写真下)。/写真=オ・ジョンチャン記者

李恵云(イ・ヘウン)記者
キム・シヒョン記者

http://www.chosunonline.com/news/20100909000061

ま、両名門大学生のみが参加できる特権、どうせなら踊らにゃ損でしょう。