承前・KARAの〈バラエティー力〉の生かし方

「KARAの魅力をどこに見るか」という話題で、「片言の日本語が可愛らしいから」という分析というか解釈をしばしば見かけるんですけど、いろいろ見ている限りでは、必ずしもそこが本質ではないと思うんです。




ハラちゃんのタイミング絶妙な切り返しとか、女神ギュリの憎めないどんくささとか、ニコルの気遣いが見える天真爛漫さとか、スンヨンの年上なのに可愛らしいところとか、ジヨンの末っ子らしい可愛らしさとか、韓国で見てきたのとまったく同じ個性が、日本でも発揮されているという気がします。「これをそのまま日本に持ち込んだら面白いのに…」というのを実際そのまま持ち込んでいて、それが受け入れられているといった側面のほうが色濃いのではないでしょうか。

(日本での出演番組を楽しめる人なら、KARAが韓国で出演しているバラエティーを日本語字幕で観ても、同じように楽しめるはずです。)

「片言がカワイイ」というのは、MCの挨拶程度ならまだわかるのです*1。が、ここまで喋っていると、それだけでは説明しきれないと思います。

そういう意味では、本業は歌手ではありますが、ユンソナさんやヘリョンさんがその道の先達と言えるでしょう。具体的にはまだよくわかりませんけど、BoA東方神起とはちょっと違った可能性も、KARAには開けてくるかも知れません。

記事入力 : 2010/12/02 08:00:19
KARA「ガールズトーク」が2位=オリコン週間ランキング

 KARAの日本語初のオリジナルアルバム「ガールズトーク」が、12月6日付オリコン・週間ランキングで2位につけた。

 1日、所属事務所DSPメディア側は「発売初週10万枚以上のセールスを記録し、オリコン・週間ランキングで2位を獲得した」と発表した。

 日本のメディアによると、日本を除くアジアの女性グループのアルバム初週売上10万枚突破は、2004年3月の女子十二楽坊のアルバム「輝煌〜Shining Energy〜」(初週売上11万8000枚)以来6年9カ月ぶりだという。

 現在KARAは、韓国と日本を行き来しながら活動を展開し、多忙な日々を送っている。

パク・ウンビョル記者

http://www.chosunonline.com/entame/20101202000006

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*1:少女時代はそれくらいの日本語レベルかも知れません。KARAとは戦略が違うので、彼女たちは「それはそれでよし」とされているようです。