「海兵ヒョンビン」を通して見る海兵隊

ヒョンビン個人にはさして興味はないのですが、この本、誰がどう見ても海兵隊・国軍の全面的な支持と協力があるわけで。

ヒョンビン個人の人となりよりも、海兵隊や軍の置かれている現状やその本音・願望を窺い知るためには、なかなか面白そうな本になっているのではないかと期待しています。

記事入力 : 2011/07/29 09:53:18
ヒョンビン二等兵が語る海兵隊とは

【金翰秀(キム・ハンス)記者】 俳優ヒョンビン(本名:キム・テピョン)の海兵隊員としての全過程をつづった書籍『私は海兵だ』が、来月8日に出版される。

 同書は、専門作家が訓練所や白リョン島部隊を訪れ、生活全般を取材し、ヒョンビンらにインタビューする形式でまとめられている。ヒョンビンと同期兵士の訓練の様子を扱った1部「あ、赤い名札」、白リョン島部隊に配属されたヒョンビンと同期兵士7人へのインタビューを通じ、海兵隊の生活をつづった2部「海と海兵」、先の銃乱射事件や兵士の自殺などで表面化した海兵隊の文化や悪習を批判的な視点でとらえた3部「未来のために」で構成されている。

 同書には海兵隊の生活を収めた300枚余りの写真が収録されており、このうち50枚ほどにヒョンビンが映っている。私服姿で海兵隊に入隊する姿、頭を刈り「キム・テピョン」と書かれた黄色い訓練兵の名札を付けた姿、1137期728人を代表して入所式の宣誓をする姿、同期の兵士たちと全力でゴムボートを持ち上げている姿、上空からロープ1本を伝って降りる訓練の様子などだ。

 入隊したてのころ「ヒョンビンとキム・テピョン、どちらの名前がしっくりくるか」との質問に、「(訓練兵番号の)2101番に一番なじんでいる」と話していたヒョンビンだが、6週間の訓練を終えた後には「忍耐、体力、余裕、同期愛など本当にたくさんのことを学んだが、自分の名前のキム・テピョンを取り戻したことが一番の財産」と振り返った。ヒョンビンは27日から二等兵休暇に入っている。

http://www.chosunonline.com/news/20110729000020