北京市内でも東北寄り、国際空港からもそう遠くない望京というところにある平壌玉流館。その名が示す通り、北朝鮮系のレストランです。玉流館と言えば平壌にある冷麺の名店で、その支店という扱い、なのだそうです。
こうしたネタであれば、まずはこちらの情報を参照しないといけません。
予備知識を仕入れて準備万端で行ったわけではないので、いろいろなレポートは後になって読みました。基本的なところは、それらで書かれていることと現在もあまり変わりないように思います。
北京原人在東京 - 玉流館@望京で食べた見た!北朝鮮美女のエンタメ
広いフロアの舞台側中央には団体客が席を占めています。たぶん韓国から来た団体さんでしょう。少人数で予約なしにふらっと行くようなお店ではなさそうです。
注文を取ってくれる女性のチマチョゴリは華やかでかわいらしく、また少しだけ丈が短くて、超ハイヒールの足元がのぞきます。韓国語との言葉の違いは私にはわかりませんが、しっかりとした型のある話し方に、私は宝塚を連想しました。舞台だけではなく、接客でもああいう話し方をしています。
舞台公演は7時半から1時間ほど、テレビでは見たこともある北朝鮮っぽい歌と音楽と踊りのステージが、カラオケや生バンドで次々に披露されます。
100元払えば、舞台に立つ女性に花束を贈って写真を撮れる、というサービスがあるらしいです。フロアで給仕する女性がそういう誘いの声をかけてくるのですが、おそらくそれは彼女の営業成績に数えられるのでしょう*1。
個人的には、通いつめたくなるほどのものではありませんでした。とはいえ、機会があれば一度は行ってみてもいいかも知れません。
*1:そういうツーショット写真以外でも、写真撮影やビデオ録画は自由にできます。もちろん常識の範囲内で、ですが。