中华女子学校:萌える擬人化・三度

中国の擬人化については過去にも何度か触れたこともあります。

擬人化と犬呼ばわり

中国各省の擬人化を見て、その商品化を妄想する。

そして、また見つけてしまったこちらは、省ではなく都市が擬人化して女子校に通っています。

中华女子学校 - 白露横江 - 故事漫画 - 有妖气原创漫画梦工厂

【国漫注目】中华女子学校(人设) - Acfun - 天下漫友是一家

最初はSurface2のストアで見つけたのですが、PCでもスマホでも読めますね。

冒頭でいきなり成都重慶が張り合っていたり。

復学生の香港がツンツンして多少性格が曲がっていたり。


しかしやはり、何と言っても「上海は上海」ってとこがツボにきます。ちなみに重慶のさらに上を行くEです。

この姐さん、まさに「ザ・上海」です。北京も形無しなのはいいとして、南京が不憫…。




その後のお話は、「上海姐さんくらいになれば、周囲と張り合うだけでなく、一歩譲るところも見せてもらわないと、学校がうまく回らない」という教訓ですね。

まあそんな風に、少女マンガ風にうまく描けていて面白い作品です。ちなみにまだ連載は続いています。


ところで、その連載の中には「钓鱼妹妹」のお話もあります。

娯楽作品ですし、フィクションも含めて描いていると作者さんも言っていますから、細かいことをあげつらうようなものではありません。ただ、「中国の側から描くと、この話がどう見えてくるか」ということを柔らかく知るための参考にはなります。

この問題がこんなことになった最大の転換点は、やっぱりこれなんですね。

「こっち側」の台北、「相手側」の沖縄の見せ方も、なるほどと思わされます。

「大阪が出てきてないやんけ!」と、普通なら言いたいところですが、いま出されても碌なキャラにならないと思われます。今のところは、言うのはやめておきます。