準決勝の結果と観客の出足、今日の天気予報、14時といういつになく遅い試合開始時間。
それらすべての要素を計算に入れて、最適な出発時間をはじき出した上で、余裕で寝坊するという…。
ま、疲れの状態も計算してたので、それも想定内です。ちゃんと屋根下の柱なし席を確保です。
3時間待ち?そんなの当然です。飲んだり食ったり一眠りしたりすればいいだけ。
最後まで見届けました。結果は結果として、細かいことはあったにしても、両チームともやることはやりきったと思います。
桐生第一の県勢初優勝の後、健大高崎や前橋育英など新勢力が台頭して激戦区となった群馬県のように、ここ数年、古豪復活して連続出場を続けてきた作新学院の54年ぶりの優勝が、栃木県内の高校野球を活性化していくことを期待します。県内の高校はどこも、作新学院を大きな目標とし、その連続出場を止めることをまず目指すでしょうから。
作新学院、54年ぶり2度目V 今井が1失点完投
[2016年8月21日16時34分]
北海を破り優勝、マウンド付近で喜ぶ作新学院ナイン(撮影・前岡正明)作新学院(栃木)が62年以来、54年ぶり2度目の全国制覇を成し遂げた。
2回に1点を先制されるも、4回に打者一巡の猛攻で一挙5点を奪い逆転。以降も5回、7回と小刻みに得点を続けて北海(南北海道)を突き放した。
先発したプロ注目右腕の今井達也投手(3年)は、9回132球で7安打1失点完投勝利。優勝決定の瞬間、マウンド上で両手を挙げて喜びを爆発させた。
小針崇宏監督(33)は優勝インタビューで「選手たちは良くここまで頑張り抜いて成長してくれたなと、感激しました」と笑顔。今井も「気持ちの勝負でしたけど、最後まで気持ちを抜かないでできたと思います」と優勝の喜びに浸っていた。
http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/1698319.html
いっぽうの北海、ずっと完投してきた大西投手は限界だっだでしょう。でも、その後を継いだ多聞投手は投打に頑張って目立っていました。下級生が甲子園で積んだ経験は、きっと新チームの財産となってくれるはずです。
北海、悲願の初Vならず「持てる以上の力を出せた」
[2016年8月21日19時50分]
作新学院に負けベンチで号泣する北海の選手(撮影・奥田泰也)創部116年目の北海が、悲願の初優勝に届かなかった。
準決勝まで4試合を全て完投した大西健斗投手(3年)が、4回に四球からリズムを乱して打たれた。
全試合2桁安打してきた打線は、5回以降は7三振と今井を捉えられず、2番手の多間の好救援に応えられなかった。
北海・平川監督は「自分たちの持てる以上の力を出せた大会だった。子どもたちは本当に素晴らしい。全国優勝した駒大苫小牧さんに続けるよう、日本一になるために精進したい」とナインの労をねぎらっていた。
http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/1698401.html
北海の2年生左腕・多間「来年は優勝して恩返し」
[2016年8月21日19時52分]
作新学院対北海 2番手で登板し力投した多間(撮影・上田博志)北海の左腕、多間隼介(2年)が4回途中から2番手で今大会初登板し、2失点はしたものの9回まで投げ切った。
「出て行くのが怖かった」という2年生だが「最後は開き直って、力を出し切った」と満足そう。打席でも「打撃練習を一度もしなかったのに」この日チーム最多の3安打を放った。
秋の新チームにはレギュラー4人を含む7人が残る。「(2年生は)みんなすごい経験をさせてもらった。来年は優勝して先輩に恩返しします」ときっぱり言った。
http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/1698404.html
ああそう言えば、今年、近畿勢が早く敗退した影響もあったのでしょうか。どちらか一方に肩入れしない拍手や声援が例年以上に多かった気がしました。北関東と北海道の決勝戦でしたけど、いい雰囲気で試合を見ることができました。当日券の列に並んでいる間、栃木県内の高校受験や大学進学の事情などを教えてくれた二人組のお姉さま方、作新学院出身ではないということでしたけど、おめでとうございます。