城山邑から済州市中心部へ戻る途中に立ち寄ったのが、済州抗日記念館。
map.konest.com
www.visitjeju.net
済州島の旅2011
この朝天面という場所は、1919年の3.1独立運動当時、済州の運動の中心となったことで知られている場所で、それでここに抗日記念館と記念公園が整備されているわけです。たいへん広々とした空間が綺麗に整備されていますが、その分、当時の面影を偲ぶというのはなかなか難しいと思われます。ここは現代の整備事業のあり方を見学する場所、と割り切った方がよさげです。
展示施設である済州抗日記念館は、この公園の一角にあります。たぶん順序としては、この記念館が先にあり、聖域化公園が後から整備されたものと思われます。
最近の韓国ではこの手の施設は無料化されていることが多いのですが、ここは自治体管轄である関係か、有料です。と言っても500ウォンですから、あってないようなものです。無料対象者も多いですし。
ちなみに、ここの展示は、韓国の一昔前の標準である韓英中日の4か国語対応ですから、日本人にもわかりやすく親切な作りになっています。日本語のパンフレットもありました。
そう大きな展示施設ではありませんので、見て回るのにそれほど時間はかからないでしょう。
その後、同じ朝天にある「ノブンスンイ4.3記念館」に行く時間がなかったのが残念ですが、そちらに行くのはまた次の機会ということにします。