ま、ほぼ毎年のことになってますが、今年はエアプサンで。
とりあえず宿に荷物を預けて、西面のNC百貨店上のロッテシネマへ。ちょうどいい時間の上映があったので、そのまま観ることに。
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今回は、映画の情報をまったく持たずに来たために、ほぼその場で観る映画を決めました。これにした決め手は、題材とソンガンホとペドゥナでした。青少年観覧不可でしたが、そこはさすがにクリアしています。
sportsseoulweb.jp
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ともあれ、そんな感じで適当な観方をしたので、ストーリーを追うのはけっこう苦労したのです。実際の事件を題材に、しがない運び屋から「麻薬王」と言われるまでに上りつめ、そこから転落して狂気に染まる人物をソンガンホが演じています。舞台は釜山、そして大阪・神戸。描かれるのは、日韓にまたがって広がる裏社会。
ヒロポンだのスピードだのいった言葉が飛び交いますし、それらを使用するシーンや暴力シーンもありますから、内容的にはけっこうハードです。が、そこはやはりソンガンホ、笑いを誘うような場面もけっこうあります。日本を舞台に日本語でやり取りするシーンも思った以上にありました。
あとは何と言っても、ペドゥナの颯爽とした姿を愛でることができる点、それだけでも極私的には観る価値あります。
まあこれはたぶん、日本でも公開されるでしょう。字幕版で復習ですね。
追記:そういえば、この映画観ながら、この人のこの発言を思い出しました。
橋下くん、本性出したらアカンで。
— 建築エコノミスト森山 (@mori_arch_econo) December 27, 2018
下品はアカン、下品は。 https://t.co/uWkz1Q7FIj
実際、この人って下品で無粋だとは思うんですけど、それだけではどうも言い尽くされていない気がしていました。
たぶん、あれなんですよね。この人が口にしている「猥雑」とか「雑多」とかいうのには、「麻薬王」で描かれているような大阪の「裏社会」の内容が混ぜ込まれているんですよ。つまり、何というか、某維新政党の問題は、「裏が表に露出して侵食している」ということなのではないかなあ、と思ったのでした。
とすると、なおのことこれは何としても上映せな。>シネマート心斎橋様