作品そのものは昨年、韓国で観ているのですが、今回改めて日本で観ることができました。足を運んだのは、封切り初日のシネマート心斎橋の初回の上映です。ほぼ満席でしたよ。
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細かい会話や独白はともかく、大きな流れは韓国で字幕なしに見てもわかってましたね。その点、観てわかりやすい作品です。
強い意志で光州を目指したドイツ人記者と、政治情勢にまったくイノセントなタクシー運転手が巻き込まれていく光州事件。事件の現場の内部から見えた光景を主観的に映像化し、全身全霊で受け止めることを要求するシーンが、印象に残ります。
パッと見で分かるとっつきやすい作品でありながら、目に見たことを引き受ける内面への想像力が、問われますね。
追記:ざっと見た中では、この解説がいちばん面白いですね。そこに出ている作品中の「嘘」については、韓国でも賛否両論があったと記憶しています。個人的には「うーん」と思ったんですけど、こういうとらえ方も理解はできますし、ありだと思います。