このネタ、もう散々言い尽くされて今更感があるわけですが。
ja.wikipedia.org
en.wikipedia.org
knowyourmeme.com
この「解答」、いつから言われ出したのかと思って、ざっと検索してみた限りでは、これがいちばん古かったです。
トロッコ問題のまともじゃない答え一例: 複線ドリフトでジェノサイド
— のつ (@YMG150) 2009年10月21日
これが最古のものかどうかは不明ですが、「電車でD」自体の誕生は1999年ですから、少なくともこの10年の間にどこかで誰かが言い出した、ということまではわかります。
で、いったんこれらが結びつけられると、この問答を外して考えるのは難しくなっていきます。というか、「トロッコ問題」は既に「複線ドリフト問題」へと発展し、この「解答」に対してどう応答するかが問われるステージに到達しつつあるのではないでしょうか。
Multi track drifting is the best solution to the trolley problem. Philosophy is so easy
— vidhya (@kid_vidh) 2016年7月30日
私「暴走したトロッコの先には分岐があって、片方には5人、もう片方には1人作業員がいる。さてどちらに分岐を変える?」
— はた律子 (@worker_ritsuko) 2016年1月12日
亜美「複線ドリフトで全員ひく」
真美「土讃線スペシャルラインで分岐を飛び越える」
私「」
ところでトロッコ問題にはポイントを切り替えるタイミングを調節するという別解があってだな
— たかにゃん (@takax3_M) 2016年9月5日
うまくいくとトロッコが脱線する
わるくいくと複線ドリフトする
5人を助けるために1人を殺すことは許されるのか? ”トロッコ問題”で考える「正義」とは? https://t.co/WMRwOQbkyc #スマートニュース
— KAS #JB17 #HA22🇺🇦 (@s1113048) 2016年9月15日
ガイジワイ「複線ドリフトで6人殺せばいい。」
元ネタの頭文字Dのパロディ「電車でD」が何故か日本をスルーして海外で流行りまくって、最終的にはサンデル教授のトロッコ問題(このまま進むと3人を轢くが右の線路に入れば1人で済む時の判断を迫るやつ)のネタ回答として複線ドリフトが多用されたり、謎のネットカルチャーの一つ pic.twitter.com/yQjWO9V2MN
— ⛩ (@AAoiyz) 2016年10月24日
『電車でD』、インターネット・ミーム化してるのか!トロッコ問題で複線ドリフトは笑ったw https://t.co/SieAZWnqmX
— きゅーこん@育児ときどきIT屋/工作 (@cubic9com) 2017年4月7日
https://twitter.com/giraffe__beer/status/995232024402116609
まあ知らんけど。
あ、ちなみに、「土讃線スペシャルライン」というのはこちらで確認できます。13分過ぎです。
複線ドリフトよりは現実味がありませんが*1、これが可能であれば、これも「解答」になり得ますね。