加悦SL広場、2020年閉園へ?

マジか。ここ、行ったらめっちゃ楽しいのに。経営や維持管理は厳しいと思うけど、残念や…。

てか、旧加悦鉄道のSLが戻ってくるって話があったところやのになあ。

加悦SL広場、20年3月閉園へ 貴重な鉄道車両27両展示「引き取り手探したい」
2019年12月23日 21:00

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来年3月末での閉園が検討されている加悦SL広場(京都府与謝野町滝)

 明治時代に製造され国の重要文化財に指定されている「123号蒸気機関車」を展示する京都府与謝野町滝の「加悦SL広場」について、運営する宮津海陸運輸(宮津市)が来年3月末での閉園を検討していることが23日、分かった。町の観光拠点の一つで、関係者からは落胆の声が漏れている。

 広場は1996年、同町加悦から移転してオープン。手動式の転車台があり、蒸気機関車気動車など27両が展示されている。同社によると、現在車両の整備を担当する社員は1人。技術継承が困難な上、腐食が進んでおり、車両の維持が難しいと判断した。

 町はこのほど、町議会全員協議会で経緯を説明した。町は「会社の方針でやむを得ないが、府と対策を協議したい」としている。宮津海陸運輸の佐野博社長は京都新聞社の取材に、「施設全体を譲渡するのは難しい。車両の引き取り手を探したい」と述べた。

 広場の運営に協力する加悦鐵道保存会の吉田博一理事長(58)は「本当に残念。存続が困難なら、町も私たちと車両の保存に向けた方法を考えてほしい」と話した。

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/104905

旧加悦鉄道のSL「C160」50年ぶり帰郷 再塗装・復元し20年春公開へ
2019年12月4日 19:15

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旧加悦鉄道加悦駅舎に設置するため、クレーンでつり上げられたC160蒸気機関車京都府与謝野町加悦)

 加悦谷を走った旧加悦鉄道の蒸気機関車1両が4日、展示されていた京都市から50年ぶりに京都府与謝野町加悦の旧加悦駅舎(加悦鉄道資料館)に「帰郷」した。再塗装や欠損部品を復元した後、来年春の公開を目指す。

 帰郷したのは1942年製造のC160蒸気機関車。当時の大江山鉱山から旧岩滝町の精錬工場へニッケルを輸送した。戦後は貨物輸送を中心に、旅客を運ぶこともあった。

 66年の廃車後、69年に京都市に売却され、大宮交通公園(京都市北区)開園当初から展示された。公園は今年10月、再整備に伴い休園し、C160は加悦鐵道(てつどう)保存会へ譲渡される運びとなった。

 車両は3日、大型トレーラーで出発し、約4時間かけて到着した。

 この日、雨の中で設置作業が行われ、駅舎横で15・5トンの車両がクレーンでつり上げられると、見物人から「すごい」と声が上がった。車両は駅舎の上を通り、作業員の「ゆっくり」の声が響く中、展示用のレールに下ろされた。

 保存会の吉田博一理事長(58)は「車庫のあった旧加悦駅にC160を設置できてうれしい。町の人がお金を出してつくった鉄道を後世に伝えたい」と話した。

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/92392