福井県が京都事務所を開設

これはいい目の付け所だと思います。観光やUターンにも重点を置いているのでしょうが、有望なのはむしろIターンなのではないでしょうか。

何と言っても、福井は京都に近い(富山や金沢よりも断然近い)。就職や住むことを考えれば、同じ京都府内の舞鶴や福知山よりも人口や経済規模もデカい。福井や北陸出身の学生だけでなく、京都が地元だったり近畿圏出身だったりする学生であっても、「(京都を起点にすれば)そう遠くはないな」と思ってもらえるポジションですよ。

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仮に第一希望ではなくても、選択肢に入れてもらいさえすえれば、あとはアピール次第でけっこう勝負できるんではないでしょうか。

学生多い京都に福井県が拠点開所
UIターンや就職相談に対応
2020年6月4日 午前10時30分

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U・Iターン推進などの業務に取り組む福井県京都事務所=京都府京都市中京区(福井県提供)

 福井県は6月1日、京都事務所を京都府京都市中京区の福井銀行京都支店内に開所した。新型コロナウイルスの感染状況を踏まえながら、福井県へのU・Iターンや観光誘客、学生の生活・就職相談などに応じる。

 国内の県外事務所は東京、大阪に続き3カ所目となる。職員は所長と所員3人の計4人で、うち1人は若狭町役場からの出向者。このほかUターンアドバイザー1人を外部委託した。

 京都は福井県出身者を含め大学生が多いことから、U・Iターン交流会を開いたり、就職協定締結を大学に働きかけたりして移住定住を促進。観光誘客では京都市観光協会との連携も図る。旅行会社やマスコミを通し福井の魅力も発信する。

 当面は大学、企業への訪問を控え、電話とメールで対応する。学生向け相談窓口は午前9時~午後5時、Uターンアドバイザーによる相談は午前10時~午後5時、福井Uターンセンター京都オフィス。

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1098426