J3開幕戦、ガンバ大阪U-23は白星発進

ガンバが勝てば何でもいいとは言いますが、いい内容であればなおさらのことです。昨年からブレイクの兆しを見せていた唐山翔自の2ゴール、こうして開幕から結果を出して見せてますね。ここに来るまでにいろいろあった今年、どこまで成長するか楽しみにできる選手がいるのは嬉しいことです。

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あー、生で観たいなあ。

G大阪U23白星発進、唐山プロデビュー開幕戦2発
[2020年6月28日22時40分]

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G大阪FW唐山(2020年1月8日撮影)

明治安田生命J3:讃岐2-3G大阪U-23>◇第1節◇28日◇ピカスタ

ガンバ大阪の新人、FW唐山翔自(とうやま・しょうじ、17)がプロデビューの開幕戦で2ゴールなど、全3得点に絡んで逆転白星発進に貢献した。

前半21分、MF市丸の左CKにファーサイドにいた唐山が、相手DFの背後から身長178センチの高い打点のヘディングシュートを決めて先制。1点を追う後半30分には、MF市丸のクロスに右アウトサイドに軽く触れる、技ありシュートで同点に追いついた。無観客試合で記念すべきプロ1、2号となった。

「プロデビュー戦は人生で1度しかないので楽しもうと思った。(1点目の)ヘディングはあまり得意じゃない。あんなヘディングはしたことがない、自分でもびっくりした。ここで勝つことが、トップチームへの近道なので点を取っていきたい」

ただ2点目に関しては、オンラインでの記者会見で「僕は触っていない。(クロスを出した市丸)瑞希君のゴールです」と、正直に申告してしまうのも17歳らしさだった。それでも、公式サイトでは唐山の2得点と発表されている。

G大阪下部組織育ちで現在高3の唐山は、飛び級で今季のプロ昇格を勝ち取った。高2だった昨季は、ユース所属の2種登録でJ3に出場。9月1日福島ユナイテッドFC戦でJリーグ史上最年少となる16歳11カ月でハットトリックを記録し、シーズン10試合8得点。U-17ワールドカップ(W杯)日本代表にも入った。

この試合、同点で迎えた後半35分には、唐山が自身のポストプレーからFW川崎の決勝点を演出した。全3得点に絡む最高のプロデビューとなった。

森下監督は「今日は半数近くが(大阪から香川へ)当日移動して、このメンバーでは練習試合は1つもしていない。選手がやるべきことやってくれた」と評価した。G大阪U-23チームは基本的にトップチーム優先となるため、常に一定の人数で練習ができずに、ユース選手も半数近く加えての編成になる。この試合は控えGKもおらず、サブ選手は4人しか入っていなかった。

https://www.nikkansports.com/soccer/news/202006280000896.html

G大阪U-23が開幕接戦制す!ユース出身2選手の躍動…17歳FW唐山2発、19歳FW川崎が再逆転弾
20/6/28 22:19【Jリーグ 一覧】

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17歳FW唐山翔自が2ゴール ※写真は昨季のもの

[6.28 J3第1節 讃岐 2-3 G大23 ピカスタ]

 J3第1節が28日に開催された。ガンバ大阪U-23は敵地でカマタマーレ讃岐と対戦し、3-2で勝利。今季からトップチーム昇格を果たした17歳FW唐山翔自が2得点、同じくトップ昇格した19歳FW川崎修平が1得点を挙げた。

 G大阪ユース出身で現在高校3年生の唐山は今季からトップチームに昇格。しかし昨夏には2種登録でJリーグデビューを果たしている。G大阪U-23での2019年7月28日のJ3第18節・長野戦(1-2)でデビューを飾り、初得点。8月4日の第19節・八戸戦(2-2)で先発入りすると、2ゴールを挙げた。さらに9月1日のの第21節・福島戦(6-0)ではハットトリックを達成し、16歳345日でのハットトリックJリーグ最年少記録を樹立。昨季はJ3で8得点を挙げた。

 同じく今季昇格を果たした川崎も昨季に2種登録でJリーグデビュー済み。G大阪U-23で臨んだ11月4日の第29節・相模原戦(○3-2)でJ初得点をマークし、その翌試合にもゴールを決めている。

 唐山は今季開幕戦で先発メンバー入りを果たすと、前半20分、左CKからファーサイドに流れたボールを頭で合わせて先制に成功する。しかし後半19分、20分と讃岐に決められて逆転を許してしまう。

 しかしG大阪U-23は後半30分に再び追いつく。MF市丸瑞希が左サイドから右足でインスイングのクロスを上げると、ゴール前に嗅覚鋭く走り込んだ唐山がワンタッチ。唐山は開幕戦での2ゴール目で試合を振り出しに戻した。

 さらにG大阪U-23は後半35分、川崎が中盤でボールを持つと、急加速のドリブル突破。相手2選手を置き去りにして、PA手前から放った右足シュートをゴール右隅に突き刺した。

 そのまま試合は終了し、G大阪U-23が再逆転の3-2で白星発進。唐山は試合後のインタビューに答えており、「コロナでサッカーができない中で、もどかしい気持ちがあったんですけど、改めてサッカーが楽しいと思ったし、嬉しいです」と喜びを語る。先制のヘディングは「あんまりヘディング得意じゃないんですけど、自分でもびっくりしました」と振り返りつつ、「ここで結果を出し続けて勝つことがトップチームへの近道。毎試合、点が取れるようにがんばりたい」と意気込みを語った。

https://web.gekisaka.jp/news/detail/?303891-303891-fl