2008年11月 9日
橋下知事、府立大のあり方検討指示
大阪府の橋下徹知事は8日、府立大の授業料や位置づけなどについて検討するよう担当課に指示したことを明らかにした。年内をめどに担当課が案をまとめる見込みという。橋下知事は、吹田市で開かれたイベントを視察した後、報道陣の取材に応じ「大学は官ではなく、民がすべきだ」という持論を担当課に伝えたと説明した。
また、橋下知事は「私学助成を削って、大学の運営費交付金を丸々出すのはどうか」と述べ、公立・私立の小・中学校、高校、大学の優先順位をつけるべきだとの考えを示した。その上で、「府立大より、私立高校が優先順位が高いなら、運営費交付金のあり方も考えないといけない」と話した。
(2008年11月 9日 08:16)
http://www.sankei-kansai.com/2008/11/09/20081109-003624.html
2008年12月12日
公・私立高の定員割合を批判 橋下知事
大阪府の橋下徹知事は11日の府議会一般質問で、府内の高校入試での「公立7−私立3」という募集定員割合の取り決めを「(私学の)経営者サイドの立場に立った議論。子供たちのためにいいことなのかを根本から議論しなければならない」と批判し、公立高の比率を高めるなどの見直しが必要とする考えを示した。この発言に対し大阪私立中学校高等学校連合会は「補助金削減に加え定員枠まで廃止されれば、私学は次々に倒れていくだろう」と反発。府教育委員会も「公立の定員増について検討はするが、教室の確保や私立の意向など、さまざまな課題がある」としている。
大阪府での公私間の定員割合の取り決めは昭和60年ごろに始まり、平成10年度入試から7−3で推移。来春の入試では公立で4万4480人、私立で1万9100人を受け入れる計画を立てている。
(2008年12月12日 08:07)
http://www.sankei-kansai.com/2008/12/12/20081212-004410.html
この御仁の「府立北野高校→早稲田大学」という経歴は誰でも知ってる。
その上で、こんなこと言って平気なことの能天気さと品のなさとを思う。この人の判断基準は、しょせんこの程度のものなのかも知れないが。
本気で何かしたいなら、まず母校から手をつけてはどうかと。